春の花と言えばユキヤナギ
春の花と言われて思い浮かべる花はなんでしょうか。
真っ先に思い浮かぶのはやっぱり日本の心、桜でしょうか。
それとも色鮮やかなチューリップでしょうか。
僕は春の花と言えば、ユキヤナギを推薦したいですね。
ユキヤナギって言ってもヤナギ科の植物ではなく、バラ科です。
葉がヤナギに似ていて、雪をかぶったように白い花をたくさんつけることからユキヤナギと和名がつけられたとのことです。
今日はまさにこれからがシーズンのユキヤナギの魅力について語ります。
ユキヤナギの魅力
色々あるユキヤナギの魅力ですが、順に追っていきます。
まずはその花から。
枝いっぱいにつける白い花
これは入間市の武蔵藤沢駅近くの道路に街路樹として植えられているユキヤナギです。
歩道と車道の境界に連なるように大きなユキヤナギが並べて植えてあって、かなり好きな景観です。
街路樹を植える計画を立てた時にユキヤナギでいこうと言った人はかなりの有能だったと言えましょう。
ボリューミーな形ですが、木全体に小さい白い花をこれでもかと言わんばかりに付けまくっています。
この道を通る度にこの春の姿を思い出して、あぁユキヤナギは素敵だなぁと考えてしまうんですね。
他の町にも街路樹として使われていることはあるんですけど、なんかこじんまりと剪定されていたりすることがあるんですよね。
いやいや、やっぱりユキヤナギはこんくらい伸び伸びとボンバーしていないとその持ち味を活かせていないと言えるでしょう。
どうですか、この大迫力。
桜に負けないくらい魅力的ではないでしょうか。
しかも花期はずっと長いです。
4月に一番の見頃を迎える花ですが、御覧の通りもうかなり咲いています。
一瞬だけ綺麗に咲き誇るというのも悪くないですが、長く楽しめるというのはもちろん良いものです。
かなり丈夫
そしてユキヤナギの良さは街で見かけて鑑賞するだけではありません。
僕も街路樹のユキヤナギに惚れて、『黄金ユキヤナギ』の苗木を2年ほど前に購入しました。
花壇に植えて今に至るのですが、数々の植物が植えられては枯れていった不毛な花壇なのですが、毎年着実に成長し、春にはしっかりと花をつけてくれます。
一度根付いたら特に水やり等も必要としません。
暑さにも寒さにも強く、土壌も肥沃ではなくてもちゃんと育つ、まさにガーデニング初心者にうってつけという印象です。
しかも低木でかなり大きくなっても高さは2メートル程度なので、デカすぎて困るということもないでしょう。
丈夫で扱いやすいといった点も素晴らしいです。
葉の紅葉まで綺麗
花が終わったらユキヤナギの魅力がなくなるわけではありません。
ユキヤナギは葉も綺麗です。
特に僕が買った黄金ユキヤナギはフレッシュさを感じる黄緑色の葉が可愛らしいなと思うんですけど、なんと四季の移り変わりまで感じることができます。
上手に撮れていませんが、写真は昨年ユキヤナギが紅葉したときですね。
春は無数の白い花で美しく、夏はみずみずしい緑で元気に、秋は上品な紅葉でまた違った一面を見せてくれるという楽しさもあります。
しかも基本放置で。
どうですか、ユキヤナギいいでしょう。
ユキヤナギのおすすめでした
というわけで、街で一目惚れした木、ユキヤナギについてでした。
ボリューム満点の花でテンションが上がること間違いなしです。
庭のある方は他の植物と合わせても良いんじゃないかと思います。
花がピンクの物など、品種もいくつかあるようです。
放任で簡単に育つので育ててみてはいかがでしょうか。
おじーでした。