おじ語り

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雪国出身の埼玉県民が雪マウントに向き合う。

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話題となった雪マウント

先日久しぶりに都心に積雪があったということで、街が騒がしくなりましたね。

雪が降った翌日は僕も会社へ早く行くというささやかな対応をしましたとも。

そんな中、ネットで物議をかもしたのが『雪マウント』。

マウントとは自分の優位性をアピールすることです。犬が犬に乗っかるマウンティング的なあれです。

東京都民が「10cmの積雪!?大変だー!大雪だー!」って混乱しているところに、雪国在住の人たちが「なにをそんなショボい雪で騒いでるんだよ」という態度を示すことを指すようです。

雪国の人々が本当にマウントをとりたいのか、大変な思いをしているのに軽んじられたと感じた都民が怒りに任せて雪マウントなんて単語を作ったのかわかりませんが、まぁ割と昔からのあるあるな光景な気がしますね。

僕は新潟が故郷ですが、もう10年以上も埼玉に住んでいるので、どっちのスタンスをとればいいかヒジョーに悩みます。よし、ここはやや優勢そうな雪国側につくとしましょう。

雪国出身っぷりをアピールする

首都圏で積雪した時になにが一番良くないかってノーマルタイヤ勢が普通に運転して事故ることですよね。

実際今回の雪でも僕の務める会社でもノーマルタイヤで運転したために事故ったという報告が2件入ってきました。人数的に全く大きい会社でもないのに2件、恐れ入りましたよ。

ここで新潟出身の僕は得意げに言うわけです。

「だめじゃないですか。冬はスタッドレスタイヤを履かないと!雪が降る地方ではこれ常識ですよ!」

一見するとちゃんとしたこと言っているように見えますが、高校卒業後すぐに埼玉に出てきている僕が、雪国の運転事情なんて知っているはずがありません。

僕は自信満々な顔で知ったかぶりをしているわけです。軽蔑しないでください、これはある意味で復讐でもあるんです。

以前、職場で「雪国出身だから寒さには強いんでしょ?」と聞かれたことがあります。

僕は正直に「いや、全然超寒がりなんですけど?」とは言えずに、「ウヘヘ!まぁけっこうその傾向はあるかもしれませんね!なんてったってこの厚い脂肪がありますから!」腹を叩いてそんな気持ち悪い回答をしました。

それ以降、僕は社内でアウター類の着用はせず、口が裂けても「寒い」なんて言わないようにしようと決めたわけです。

自分に向けられる雪国出身者のイメージを絶対に守ってやろうという謎の誓いを立てました。実質ゴリゴリの埼玉県民なのに。

自縄自縛の呪い。愛ゆえに他国からの出身地へのイメージを崩さないようにしたいという我が弱点。寒くても耐え忍ぶ日々が続きました。

しかし、このウィークポイントも雪が降れば一転して強みですよ。さぁ俺のターン!

会社で行われる雪かきも率先して力強くシャベルを振ります。

「おじーくん、さすが新潟出身だね!」と言われれば、「あざっす!(新潟にいたのは子供の頃だから雪かきなんてしたことほとんどありません!)」と笑顔で答えます。

なぜなら俺は雪国出身だからね!しかも県内では全然降らない部類の地域出身だからね!

 

でも雪で遅刻する

なぜか職場でついてしまった雪国出身イメージを大切に守っている僕ですが、実は雪のせいで会社に遅刻したことがあります。

雪には強い風を装っている僕も、大渋滞に巻き込まれてしまったらどうすることもできません。もちろん「歩道が空いているではないか」なんて言ってくるDIO様も助手席にはいません。

埼玉は 雪が降ったら 大渋滞。そんな当たり前の5・7・5も知らなかった頃の僕。

遅刻しないためには、渋滞しやすい交通量の多い道を避けるか、出社時間を早めるしか無かったのです。

そう、つまり埼玉で生きる僕が雪にやられたのは、埼玉に関するの知識不足が原因でした。

結局これなんですよね。その地域にはその地域の常識があるんですよ。

なので、そう考えると雪マウントとか実にくだらない問題ですよ。海外からの日本人はクジラを食うなって文句ぐらいどうでもいい。

豪雪地帯に住んでいるあなたも埼玉にきたら大渋滞に巻き込まれて遅刻するんですよ。きっと「埼玉恐るべし」とつぶやくことでしょう。

そして首都圏のあなたもマウントを取られたとしても、プリプリ怒らないで「はいはい、こっちはなんとかやるから、そっちも雪おろし頑張ってね。」とか冷静に返せばいいんですよ。

国が変われば常識も変わるので、雑音に惑わされずに基本的には自分のとこだけ考える。

とりあえず俺が転ばんようにだけ気をつければいいかという結論にしておきましょう。

うーん、勢いで書き始めましたが、何の話じゃいって感じですね。雪マウントの話。

おじーでした。