観戦スタイルは人それぞれ
基本的に野球観戦に行く時に席選びの基準として、大きく1塁側、3塁側、そして内野席、外野席と分かれます。
1塁側と3塁側はどっちのチームを応援するかで、客層が変化します。ライオンズの選手たちが3塁ベンチにいるので、応援するのも3塁側の席みたいな。
まぁ傾向としてだけですけどね。人気の試合なんかは3塁側、1塁側両方にホームチームのお客さんが溢れます。
そして外野席は、応援しながら観る席で内野席はわりとまったり観る席みたいな感じですね。
コロナ禍で声出して応援ってことはなくなりましたけど、それ以前はみんなで応援歌を歌いながら観るのが当たり前でした。
僕は球場には飯を食いに行っていますし、応援歌の歌詞も覚える気は一切ない。フラッグもタオルも掲げなければ、よそ見もする。
完全にまったりと観戦する派です。なので100%内野席。食べたい飯で1塁側と3塁側を変えたりもする。
まったくもって真面目に観戦しているとは言えませんが、そんな僕もそりゃないぜって思う客はいます。
それが売り子目当ての客。
頻繁に売り子目当ての客に遭遇する
体感では2回に1回くらいは遭遇する気がします。
ビールの売り子さん目当てで球場通っているんだろうなという男たち。
試合中は客席をビールに限らず、サワーにソフトドリンクを売り回る売り子さんがいるのですが、その売り子さんに固定的なファンがついているんですよ。
そのファンが同じ売り子さんから何度も何度もドリンクをおかわりして、その度にしばらくお話をしているんです。
これ、めっちゃ気になるから本当にやめて欲しい。
まだビールとかサワーならわかるんですよ、酔っ払ったら財布の紐も緩むしなって。
そんなレベルじゃないですからね。
今埼玉は緊急事態宣言でお酒の提供は自粛しているわけなので、売り子さんたちはノンアルコールドリンクを売っているんです。
僕の隣に座っていた人は、ノンアルドリンクを少なくとも5杯は飲んでいました。
ただただお気に入りの売り子さんと話すために。信じられない。
以前、近くに座っていた人は、紙袋に入ったプレゼントを渡していました。
中身は不明ですが、なんという文化かと驚愕したものです。
一言二言なら良いと思いますが、けっこう話し込む。
基本的に恋する男は応援したくなるものですが、この人達はどうしてもダメだ、まるで応援できない。
なんでなんでしょう、理由を考えてみました。
圧倒的場違い感
まず基本的に球場の主役は当然試合やチームですよね。
みんな野球や選手の活躍が見たくて球場に駆けつけるわけです。
その主役そっちのけで、お気に入りの女の子を探し見つめるスケベアイ。
てめーなにしに球場来とるねんって思うわけですね。試合見ろや試合。
しかも試合中にはオーロラビジョンに、応援する少年たちが映し出されます。
「山川選手、今日もホームラン打ってください。どすこーい」とか小さな少年少女が言っているわけですよ。
同じように客席にはそんな純粋でキラキラした瞳で選手たちを見つめ、声援を送っている子供たちがたくさんいるわけです。
その隣でまともに試合も見ず、売り子にデレデレしているオッサンを置いたらどうでしょうか。
ぶち壊しですよ。かっこいい大人を見に来た少年が気の毒だ。
空気を読め空気を。
なんなら少年に「お父さん、あの人なにやってるの?」って聞かれる親御さんも気の毒だ。たっくん見ちゃダメよが現実で行われる可能性あり。
棲み分けが必要じゃないか
個人的な意見としては、キャバクラ行けよって思うわけです。
そういう接待が基本的なサービスにあるところの行けば、そもそも女性と話すためにお金払っているわけですし、プロとして優しく接してもらえるわけです。
当然そういう目的で行くわけですから、周りの見る目だって気にならない。
誰も損しないじゃないですか。
もしかしたら金払いがいいので、球団は重要な収入源としてカウントしているのかもしれません。
でもなんやねん、あの客は。って僕のように思っている人は絶対多いはず。
そしたらブルペンかぶりつきシートみたいな感じで、売り子応援シート作ればいいんじゃないかなと思います。
売り子ファンたちを一区画に集めるんです。試合なんてほとんど見えないところでいいでしょう。
そうすれば同じ売り子を応援する人たちが一堂に会するわけですから、俺が一番多くドリンクを頼むんだというライバル心が燃え始めます。
競うように「〇〇ちゃん!こっち1杯!」「〇〇ちゃん!こっちは2杯!」「なら俺は3杯だー!」といった感じで注文が加速すること間違いなし。
一番多く頼んだ人にとびきりの笑顔を振りまけば飛ぶように売れるんじゃないでしょうか。
球団としてもドリンク売上UP、そして内野席は平和となり、ゆっくりと観戦が出来るっちゅうもんです。
うむ、これは野球人気、球界のために必要なことだと思います。ぜひ採用してください。
おじーでした。