山梨の名物B級グルメ「鳥もつ煮」
山梨が好きです。
その昔、富士山には吉田口から登りました。
また登りたいもんですね、富士山。
関東からわりと近いのも素晴らしいです。
山梨は桃なんかのフルーツも美味いし。水も飯も美味い。
昨年も山梨に遊びに行ったときには奥藤というお店で鳥もつ煮の定食をいただきました。
ご存知ですか?山梨名物の鳥もつ煮。
ご当地B級グルメの有名な大会でB-1グランプリという大会があります。
その大会で富士宮焼きそばだとか、シロコロホルモンだとか数々のB級グルメが人気を燃やして、その名をご当地から全国区へと広めていっていますね。
山梨の鳥もつ煮もB-1グランプリで1位に輝いたことのある料理です。
久しぶりに山梨に行きたいなー、そんなことを考えながらスーパーを歩いていると目に飛び込んで来たのが、鳥モツのパック。
なんじゃあこりゃ!鳥もつ煮を作れと僕に言っているに違いない。
もちろん買って帰りました。
買った鳥モツ
なんじゃあー!このレイアウトは!
ブッチャーの遊び心満点か!?
底にはヒモという部位が敷き詰められ、その上には砂肝、そしてものすごく目を引く両サイドにキンカン。
以上3種のホルモンで構成されていました。
一番重要と思われるレバーが入っていないのはまぁ良しとしましょう。
100gあたり98円です。需要の低さほど安くない印象ですね。
しかし、定期的にホルモンを食べたくなりますけど、不思議ですよねー。
ウォーキングデッドに出てくるハラワタには「うげー、最悪ー」という感情を抱くというのに、プラスチックのパックに入れられるともう美味しそう。
さて、内臓についてあんまり語るのも気分を悪くされる方がいるかもしれませんので、各部位の解説はしませんが、この一際目立っているキンカンという部位がなんなのかって知っていますか?。
このキンカンという部位は卵の黄身みたいに見えますが、まさに卵の黄身の前身で、体内にあるこれから卵になる物ということだそうですよ!
つまり卵食べているようなもんなんですかね。そう考えると食べ過ぎな気もします。
でも最近では卵に食い過ぎなんてねえ!たくさん食べろという説も強くなっているので気にしないことにしましょう。
さぁ、鳥もつ煮を作っていきます。
鳥もつ煮作る
もつ煮といっても豚モツや牛モツの煮込みと作り方が全然違うんです。
あんまり煮込まない。
本物のレシピは知りませんが、今回は醤油、砂糖、みりんを同量入れて、水分がとんで照りが出るまで煮詰めました。
大して時間もかからず水分は飛んでいきますので、サクッと作れます。
圧力鍋を使うもつ煮とは大違いですね。
焦げは大敵なので、かき混ぜながら調理です。
かんたん!
鳥もつ煮完成!
完成です!美味しい!水割りが進む進む。
3種のホルモンが入っているわけですが、全部味も食感もまるで違うので、楽しく食べれますね。
あまり脂肪は感じないので、あっさりしています。
キンカンにはあまり煮汁の味が入りませんでした。どうすれば良いのだろう。
今度はレバーとハツも入れて作りたいなー。
今回はマミーマートというスーパーでこの肉を買ったのですが、鳥モツの他にも、鴨肉や豚の耳など、フワやガツなんかのわりと珍しい肉がたくさんあったので僕の自炊欲をめちゃめちゃ刺激してきました。
珍しい肉ってテンションが上りませんか?
いつか鴨肉のローストにチャレンジしようと思います。