トムとジェリー実写化
皆さん小さい子供だった頃好きだったアニメってなんですか?
それぞれ違うんでしょうね。
僕も色々好きでしたが、強いて挙げるなら『ミュータント・タートルズ』と『トムとジェリー』だった気がします。
今日はトムとジェリーが実写化すると聞いてこの投稿を書いているわけですが、懐かしいですよね。
とりあえずトレーラーでも観ておきますか。
明らかに世界から浮きまくっている二人ですがまぁ良いでしょう。
80周年ということなんですね。
そりゃ一部エピソードが著作権切れで安く売られたりするわけです。
なんか二人が協力して最高のウエディングを作るってストーリーらしいですが、ずっと仲良く喧嘩してるだけでも良いと思う。
トムとジェリーどっちを応援するか問題
大人になるとだいたいの人がトムかわいい、頑張れトムってなるんじゃないでしょうか。
そんなことないのかな。
でも僕、子供の頃はジェリー派だったんですよ。
今思えば信じられないんですけど。
トムとジェリーってトムがアホでジェリーにいいようにやられることの方が圧倒的に多いじゃないですか。
ネコ(強者)なのにネズミ(弱者)に負けるっていうのがあべこべなのが面白いんだろうと今ではわかるんですが。
子供の頃と大人になってからの見方が全然違うんですね。
子供の頃はネズミという弱いものをいじめる悪いネコがトムで、そんなネコをやっつけてしまうジェリーはまるでヒーローだと感じていたと記憶しています。
でも大人になってからは、一生懸命ジェリーを追いかけてもなかなか上手くいかないトムはアホかわいい。
頑張れ!頑張れ!そのネズミを捕まえちまえ!と応援しちゃいます。
なるほど、これが大人になるということか。
この事象から、
・物事を善悪に分けて考えなくなった。
世の中そんな単純じゃないということを理解した。
トムとジェリーはどっちが良くってどっちかが悪いなんてことないんだ。
どっちも凶悪だということを理解した。
でもたまに飼い主に怒られるトムはやっぱりかわいい。
・駄目なキャラクターに共感できるようになった
子供はスーパーマンみたいな超人に憧れるじゃないですか。
すごいすごい!俺も将来ウルトラマンになるぞ!とかね。
でも成長するにつれて、たまには現実の自分の位置を見つめなきゃいけなくなってくるわけですよ。
そうすると自分の足りないところや駄目な部分ってのもわかってきます。
それでもみんな頑張って生きていかないといかんな!ってなって日々暮らしていると、トムみたいなアホだけど一生懸命な姿に共感できるようになるんかなと。
そう思いませんか。
もちろん最初からトムを応援していた慧眼の持ち主もいれば、大人だけどジェリーの方がかわいいから好きだよという人もいると思います。
でも子供の頃観てた時と今、同じ物を観ても感想がガラリと変わるのは面白いなーと感じます。
変わったのは世界ではなく自分だった!みたいなね。
とりあえずトムとジェリーは名作だ
なんかずっとテキトーなこと言ってますね。
脊髄反射でこの文章を書いている気がします。
でもトムとジェリーが面白いのは間違いない。
実写映画が面白いかはわからんけど。
とりあえずライオンキングみたいにリアルな動物になってなくってよかった。
リアル猫がダイナマイトとかで爆発したり、顔がフライパンの形になるくらいぶっ叩かれたらR指定だ。
公開は3月19日だそうです。
おじーでした。