伝説のすた丼屋 超スタミナ背脂丼
道を走っていたら伝説のすた丼屋に気になるのぼりが掲げられているじゃないですか。
『背脂丼』ですって。なにそれ怖い。
背脂の文字に吸い寄せられるように店に入ってしまいました。
今月から期間限定で発売となっている正式名称『背脂にんにくクラッシュすた丼』のことみたいです。
商品説明を見ると、伝説のすた丼屋は、超粗挽きにした豚バラ肉にラードと背脂を混ぜ合わせ、脂依存症まっしぐらな調味料が完成させたようです。
完全に日本の医療費を圧迫しようとする悪の組織じゃないですか。
そして驚愕なのはニンニクの使用量。ただでさえ食欲をそそるニンニクの香りが特徴のすた丼。
なんとこの背脂丼は通常のすた丼の9倍の量のニンニクを使用しているということ。
かなり振り切っていますね。食べるしかないでしょう。
背脂にんにくクラッシュすた丼
着丼と同時に度肝を抜かれる。
その強烈なニンニクの匂い。たっぷりとかけられた背脂ダレ。条件反射でよだれが出ます。
口に運べば超濃い味。
これはまさにラーメン二郎とかの世界だ。たっぷりの刻みニンニクと背脂がガツンと理性とか常識を無視して脳みそに美味いでしょ、美味いでしょ!って信号を送ってくる。
まさにキングオブジャンキー。ラーメン二郎のご飯バージョンですね。
伝説のすた丼屋は卓上に味変用のおろしにんにくや辛味噌があるので、普通それに手を伸ばしたくなるのですが、最初からニンニクが強すぎてまったくそんな気にさせてくれません。
このやりすぎのギリギリ手前ラインを見極めた開発力に脱帽です。
こんな脂とニンニクパワー全振りの料理、悔しいから美味いと言いたくない!という僕の気持ちを無視して体が背脂丼をかっこみます。
いや、こりゃ完全にやべー食い物ですね。
正直に言うと美味かったです。でも食後の胃のずっしり感も凄いし、多分栄養価も大変なことになっているでしょうから、なるべくリピートは我慢したいところですけど。でもまた食べたくなりそう。なぜなら脂中毒者を量産しようとしている料理だから。
多分大学生の頃だったら明日にはもう食べているかもしれません。
とにかく恐ろしいメニューです。是非一度食べてみて欲しいと思います。お供は黒烏龍茶が良いかもしれません。
おじーでした。