おじ語り

思い立ったら色々書く。

MENU

昭和の映画のキャスティング事情

 このページには広告が含まれています

ゴジラの役者同じ人ばかり問題

先日昭和ゴジラに出ている人が同じ人ばかりじゃないか!という投稿をしました。

ojigatari.com

そしたらこの投稿を見て下さった方が昭和の映画のキャスティング事情について詳しく教えてくれました。ブログをやっているとこんなこともあるんですね。

当時映画はお抱えの俳優を使うものだった

当時のキャスティング事情を教えてくれたのはこのお方。

ありがとうございます。

ゴジラは御存知の通り、東宝の映画ですが、当時は東宝がお抱えの俳優さんたちで作品を作っていたとのことなのです。へぇー!

調べてみたら東宝映画俳優専属者リストなんて資料がネット上にありました。

ゴジラが作られた当時の顔ぶれをどれどれと確認してみれば本当だ、みんないますね。

宝田明、平田昭彦、星 由里子 。いつもの顔ぶれが。

なるほど、これで同じ俳優ばかり見る理由について合点がいきました。

今の時代では各芸能プロダクションの役のイメージに合う人、世間からの人気、よくわからんゴリ押しやしがらみ、忖度によって配役が決まっていきますが、当時はもうウチの二枚目と言ったらコイツ!博士役といったらコイツ!という鉄板の役者で固めて毎回映画を作っていたんですね。

今でも局アナを使った方がフリーのアナウンサーを起用するより安上がりですもんね。そもそもフリーのアナウンサーとか使わなきゃいいのに。

なので、この現象はゴジラだけに限ったことでなく、当時の映画を観ると色んな作品で見られるようです。今と映画の作り方がまったく違ったということでしょうね。

なんというかゴジラを通じて映画業界の歴史をチラ見したような気がします。

全然話は違いますが、昔ニコニコ動画で『首領への道』とヤクザドラマが流行ったんですけど、役者の使い回しで死んだはずの人がまた違うヤクザとして何度も復活してくるのが大好きでした。首領は二人いらんのや!

おじーでした。