おじ語り

思い立ったら色々書く。

MENU

食ハラ問題なんて腹いっぱいって一言で解決だろ

 このページには広告が含まれています

食ハラ問題

もうお盆休みもとっくに終わって、なんなら子供たちの夏休みもおわったんじゃないかってタイミングで今更『食ハラ』問題について思うところを書きたくなりました。

なにそれ?って人がいた時のために、一応簡単に説明しておくと『食ハラ』ってのは、実家などに帰省した際に「よく帰ってきたね。たーんとお食べ」とたくさんのご飯とおかずが出てきて「わぁ!こんなに食えない!これはまさに食のハラスメントやぁ!」って悪の彦摩呂みたいになることらしいです。

どうせ一部の人の声をメディアがこれはキャッチーだな!って拡大して取り上げたんでしょうから、ほとんどの人が僕と同じ感想だと思います。

腹いっぱいって言えよぉ!

もう不思議で不思議で。

僕もね、帰省すると飯がいっぱい出てきますよ。なんなら家族随一の大食漢キャラで認識されています。普段昼飯食べてないのに。

でも超ありがたいことじゃないですか。いつもと違う食卓です。特別な歓迎をしてもらっているわけですよ。喜んでもらおうと。こんなしょーもない人間にそんな歓待してくれる組織が家族以外どこにあろうか。

その気持ちを踏みにじって、SNSかなんかに「実家で食ハラ受けたわー」とか陰湿にも吐き出してるわけでしょ。

魔女の宅急便って観たことありますか。

あのニシンのパイのシーンを思い出してください。おばあちゃんが孫を思って焼いたパイをキキが大変な思いをして届けたら、「あたし、このパイ嫌いなのよね」って吐き捨てられるあの名シーンです。

ほとんどの人が観ながらこの少女に大層ムカついたことと思いますけど、食ハラとか言っている人はこの少女側に自分が立っていることに気付いた方がいいですよ。嫌な奴のままでいいのか。

 

 

察して欲しいより一言言う方が早い

なにが問題なのかってさっきも書きましたが、「ごめん、せっかくだけどもうお腹いっぱいだわ」って一言が言えないことですよ。

あなたの胃の容量なんて外から見たら誰も分からんのだから、お腹いっぱいならお腹いっぱいって素直に言えばいいじゃないですか。

誰もよっしゃ、脂肪肝のガチョウのごとくしてやろう!なんて考えてないんです。ただ喜ばせようとしているだけなんだから限界突破しろとまで言ってきませんよ。氷川きよしじゃあるまいし。

その一言をなぜか飲み込み、後々「あれはハラスメントだ!」って裏で言ってどうかしてるぜ。

全然こっちの状態察してもらえない!マジ最悪!って思うんじゃなくて表明をしろって実に思いますね。口は食うためのもんだけじゃないぜ。

相手の心は無視するくせに、自分の状態はちゃんと察して欲しいなんて虫が良すぎやしないかい?無視だけにな。

って食ハラ問題について耳にして思いました。まぁ本当にごくごく一部の人が言っているだけだと思いたい。そう信じています。

おじーでした。