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白湯(さゆ)と白湯(ぱいたん)は同じなのに違いすぎる

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白湯(さゆ)と白湯(ぱいたん)紛らわしい問題

きっと誰もが思ったことがあるんじゃないでしょうか。

『白湯』

これだけ書かれていたら、これは『さゆ』か『ぱいたん』か、どっちなんだ。って。

どちらも同じ漢字を使っているので、外見は一緒ですが、中身が違います。むしろ正反対といっても過言ではない。

どうしますか?飲食店に行ってメニュー表に「白湯」200円って書かれていたら。

お湯にしては高いし、スープにしては安いですよ。

どっちが欲しいですか?ギャンブルで頼んでみますか?外した時は目も当てられないですよ。ちなみに店員さんはなにか聞いたら包丁を振り回してきそうな凶悪顔です。

これじゃ困るのでそれぞれの特徴を踏まえ、今回新しい名前を提案してみましょう。

白湯(さゆ)の特徴

水をグツグツ沸騰させたお湯だったり、それをちっとぬるくしたものだったり、時と場合によって姿を変えるお湯。とりあえず味や色がついていない。

健康効果があると言われているが、実際みんな何が体に良いかはよくわかってない。

とりあえず飲むと落ち着くが、その効果は温かいお茶ほどでもない。

わりと美意識の高い女性に好まれる。

こんなところでしょうか。

まずこの白湯の一番の問題は誰でもわかる。白くないのに白という字が使われている点でしょう。

お湯ですよ。無色透明じゃなかったら大変なことです。白湯への共通認識がなかったとして、字だけ見たら白いんだろうなって思うじゃないですか。

なのでちょっと白の文字を変えましょう。

『紗湯』

たとえばですけど、この方が良くないですか?

『紗』は薄く透き通る絹織物的な意味を持つ漢字です。ちょっと今回は絹織物部分は無視してください。じゃないと「いや、絹じゃないやんけ!」って話になっちゃいますし、紗々だってチョコレートなんですよ。

透き通るお湯ですよ、沸騰させているからカルキも飛んでるしピッタリじゃないですか。

字面も綺麗だし、なんとなく綺麗な人が飲んでそうじゃないですか。

じゃあ次は白湯いきましょう。

 

白湯(ぱいたん)の特徴

鶏のガラをグツグツグツグツ煮込んで作られたドロドロスープ。とりあえずこってり。

たまにコラーゲンたっぷり!とか言って健康アピールを目論むが、願い叶わず白湯(さゆ)とは違って太った男性たちに好まれやすい。ラーメンとの相性は抜群。

こんなところでしょうか。やはり真逆ですね。

こちらはスープが白いので文字としては白湯(さゆ)と違って正しい。でもこの白湯の問題も一目瞭然ですね。読みづらいってことですよ。なぜ最初に和訳しなかったのか。

この呼称のままいきたいのであれば、万人が間違いなく読めるような表記に改めるべきです。

『πたん』

これでどうでしょうか。πたんです。

なにが良いって字面が萌キャラみたいでかわいいじゃないですか。どうも、わたしはπたんです。みたいな。

ラーメン好きな男は9割方萌キャラも好きなはずなので、ラーメン×萌キャラの相乗効果でπたんブームが日本中に巻き起こるはずです。なんならπたんスープをかわいい女の子に擬人化しましょう。数ある二郎系や家系、進化系〇〇をπたんが駆逐していくのです。

一部から日本の終わりを嘆く声が、また一部からは日本始まったなという夜明けを喜ぶ声で、混沌とすることでしょう。

白湯と白湯がわかりづらい

なんてくだらないことをダラダラと書きましたが、ぱっと見でどっちだろう?って思うことはけっこうあると思うんですよね。

白湯と白湯。

まぁ前後の文脈でほぼ100%わかりますけどね。あと鶏白湯とかの表記もされるし。

うーん。じゃあ白湯と白湯でいいか。

光の速さで先程の提案は撤回させていただきます。

おじーでした。