おじ語り

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WurtS『サンタガール feat.にしな』のMVの形にビビる

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今冬に流行ったクリスマスソング

クリスマスソングっていいですよね。シャンシャンシャンシャン鳴ってて、やたらとテンション上がるじゃないですか。

でも曲の飽和が凄い。桜よりすごい。

海外ではWham!とマライア・キャリー、日本では山下達郎と竹内まりや。強すぎる。

そこらへんの定番を超えて社会に根付くような鉄板曲はもう生まれないんじゃなかろうかってくらい強豪がひしめいていますよね。

しかし、そんなメジャー曲の裏側では毎年新しいクリスマスソングが生まれています。我こそが達郎の後釜じゃい!と思っているかどうかは知りませんが、今冬も新曲たちがいくつか流行りました。

Spotifyを聴いている感じ、2021年のクリスマスソングで一番聴かれていたのが多分鈴木鈴木の『ホワイトキス』でしょうか。

なんやねん鈴木鈴木って。変な名前!って思っていたら鈴木兄弟が二人で歌っているらしい。

そりゃたしかに鈴木鈴木だわ、本当にごめんなさい。って思いました。

鈴木十夢さんと鈴木聖七さんでしたか。重ね重ね本当にごめんなさい。21歳と20歳だって鈴木鈴木。わっか。

この曲はなんか王道をいっている感になかなか好感が持てる。なんかストレートで一生懸命な感じが。めっちゃ抽象的だけど。

しかしですよ、この曲ほどは流行ってはいないのですが、この冬のクリスマスソングで僕が一番気になったのは、ダントツでWurtSの『サンタガール feat.にしな』ですよ。

これはめっちゃ良いですよ。

 

WurtS『サンタガール』は新しいのか古いのか

WurrSの『サンタガール feat.にしな』面倒くさいからサンタガールって呼びます。

先述の鈴木鈴木さんも20歳くらいだけど、このWurrSも21世紀生まれらしいから多分同じくらいの世代でしょうね。謎の覆面アーティスト。

なんかここらへんの世代は、みんなTik Tokでドカンと火がついて流行るらしいです。香水の瑛人もたしかそうでしたよね。

世は少子化とは言え若者のパワーをビンビン感じますね。おじさん怖くて未だにTik tokはインストールしたことないから今後もブームの下流の方で待ってるね。

そう、それでWurrSのサンタガールですよ。ホワイトキスは別に聴かなくてもいいけど、皆さんちょっとこっちは聴いてくださいよ。特にTikTok世代じゃなくて僕より年上の人。

なんかね、僕はこの曲から猛烈に槇原敬之みを感じるんですよ。

サビに入る前のジャジャン!のあとにめっちゃ「どんなときも〜」ってカットインしたくなりませんか?え、僕のマッキーは邪魔ですか?

そんな懐かしさを感じるメロディライン。なのにナウなヤングが作っているからかやっぱり新しさも感じる。

古いのに新しいというなんかちょっとオシャレというか巧みな感じに仕上がってやがります。

MVを観ると古い時代のカップルを描いているので、この懐かしさもちろん狙って作っている。バリバリに古さの演出に成功しているんですよね。

しかもこのMVには更にビビりました。

縦長映像作品

僕Youtubeって基本的にテレビにキャストして観るんですよ。ご自慢のデカTVで。

そしたらこのMV両サイドに黒い余白がいっぱいあって、ちょっと小さい映像。なんだこれ観にくいわーって思っていたわけです。

別の日にまた聴こうかなと思って、気まぐれでスマホで視聴したら合点がいきました。

スマホの全画面をフルに使ってばっちりMVが流れてるんですよ。

あー、これスマホ視聴が前提のMVだ!全然古くない。アナログ放送、デジタル放送の時代を超え、世は既にスマホ時代なんだ。めっちゃ新しい。っていう強めの衝撃を受けました。

スマホなんて連絡のための端末じゃないか。エンタメはデカい画面で大迫力が正義よ。僕なんて常々そう思っているんですけど、もうその考えも古いのか。

若い世代はMVの視聴もスマホってわけなんですね。なるほどな。だからゲームも携帯機なのね。

いや、時代の移り変わりを感じました。最近流行っている音楽を聴くと世代としての自分の立ち位置を見つめることになりますね。(笑)

まぁでも好きなものは好きと言える気持ち抱きしめてたい。

おじーでした。