おじ語り

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車内、熱唱し放題

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叫べる場所なんてほぼ無い

はてなブログの今週のお題が「叫びたい!」ですって。

あります?叫びたいことって。

とりあえず、このご時世になかなか叫べるような場所なんてないですよね。というか実際に人が叫ぶことなんてホラー映画の中くらいですか。

突然恐ろしい物見たり、びっくりしとしても普通は叫ぶどころか黙るじゃないですか。静止するというか硬直するというか。ホーム・アローンじゃないんだから、どんだけ余裕あんねんと。

でも、俺ははてなブログのお題に参加したい。何かないか叫ぶこと。自分の半生振り返って叫んだ記憶を掘り起こす。

ありましたよ。

Mr.Children『花火』のラストサビ。

もう一回もういっかぁああああい!うあぁあぁい!

完全にこれはもう叫びと言えるでしょう。一生懸命叫んでましたわ。

この曲も超長らくカラオケの定番ですよね。

しかし、カラオケか。もう何年も行っていません。いまさらカラオケに行って叫んでもドアから壁から廊下へと伝わる我が声とプルプルの表情筋、なぜか内股な足に白目。気恥ずかしさを覚えてしまいそうな気がします。

じゃあ家で歌うか?PS4にJOYSOUNDでも入れて。

駄目です。こんな木造アパートで力いっぱい俺の花火を打ち上げたら、すぐに物件の管理会社に苦情が届き、翌日には郵便受けに黙れの手紙が入れられちゃうんです。「ミスチル歌わないでください。」

それだったらまだ良いですよ。この間は警察のパトロールカードみたいなの入れられましたからね。深夜2時、パトロールしました(敬礼)って。見回りくらい黙ってやればいいのに、そんなメモ入れていくなんて、完全にお前を見ているぞのメッセージですよ。俺寝てただけじゃん。

油断しておうちカラオケなんてしたら今だ!となだれ込んできた警察官たちにしょっぴかれるに違いありません。「ミスチル歌うんじゃねぇ!確保!」

じゃあ俺たちははどこで叫べば良いんだよという話ですが、もうこうなってくると車の中一択なわけです。

車の中超プライベート空間

僕くらいになると『ドライブ』って単語にはフリガナで『ヒトカラ』って振りますからね。

長距離移動をするとほぼ確実に僕の喉がガラガラになっています。それくらい一人の車内はフリーダム。

気をつけなくてはいけないのは信号待ちですよ。

赤信号、前で止まっている人がふとルームミラーを確認すると後ろで明らかに熱唱している男が映り込むんです。もう車を上下に揺らす勢いで、やたら情熱的に。

あおり運転よりギョッとするかも知れませんね。この際ウインクで追い打ちをかけましょう。ほれい!これがわしのセクシービームじゃい!ウー!ハー!

そんな具合で一人の空間である車内は叫ぶに実に都合がいい。カラオケでも音漏れがきになっちゃう人だって、運転しながらなら叫んだって良いですとも!ビーアンビシャス!

高速道路の走行の場合はもう前の車とか歩行者とかそんなレベルも超越したハイパープライベート空間です。誰もあなたの熱唱を邪魔することはないでしょう。

叫びたければ車で旅に出ましょう。事故には気をつけてね。

おじーでした。

今週のお題「叫びたい!」