獄激辛シリーズの終了
2020年2月に最初の獄激辛ペヤングが発売されてから、派生となる異常とも言える激辛カップ焼きそばがいくつかリリースされてきました。
僕も新商品が発売される度に、怖いものみたさというか根性試しのようなテンションでシリーズを追って食べてきました。もはや獄激辛コレクターと言ってもいいかもしれない。
凄くないですか。普通Youtuberとかは大げさに「あぁー!これマジやばいって!」とか楽しそうに騒ぎながら食べていますが、僕は一人で黙々とこのシリーズを唇を腫らしながら食べてきたんですよ。なんでよ。
しかし、ついにこの獄激辛シリーズも終わりだそうで。
この度、ペヤング獄激辛Finalが発売されたのです。
そうですよね、獄激辛シリーズも最初の衝撃は凄かったですが、出すたび目新しさは失われていましたもんね。インパクト勝負の商品は消費者が慣れちゃったら終わりか。
しかし、辛さの増し方が思い切っている。獄激辛の2倍の辛さですって。ただでさえ激辛だったあの獄激辛の2倍だって!?という驚きがある。Finalにふさわしいハジケっぷりじゃないですか。
食べる度に、辛けりゃ美味いってわけじゃないなと同じ感想を抱くこのシリーズももうラスト。そしたら僕もけじめとして食べておきましょう。
本当のFinalとか出したら許さんからな。
ペヤング獄激辛Final
調理したら若干目に染みる感じはあるものの食欲を刺激するいい匂い。
一口食べると甘酸っぱいソースを強めに感じます。なんだこんなもんかと食べ進めようとしたその時、ちょっと遅れて獄激辛の真骨頂、痛みが喉にやってくる。
ここまで辛いとよくわかる。甘み酸味と辛味は別枠だということを。例えるならばピアノで右手と左手で楽譜が分かれているみたいな感じ。味は右手で痛みは左手。
でも、終盤は左の演奏が激しくなりすぎて、右手の音の存在感が消えるみたいな感じ。そして食後とっくに右手の演奏は終わっているのに、左手だけずっと動いているみたいな。
とりあえず味がわかるうちに一心不乱に食べたほうがいいですね。
巷では完食出来ないなんて言われていますが、全然そんなことはありません。痛みを無視すれば誰でも完食出来ますよ。
自然と涙と汗が出てくる。なんかちょっと右耳が聞こえづらくなる、まぶたが重くなるという謎の副反応こそありましたが、食後すぐに治りましたので、獄激辛Finalは安心安全の食品であると言えますね。
食後のわたぼくコーヒーがとんでもなく優しい
激辛ってのは食後もしばらく消化器系に熱さ、痛さを感じるというのが特徴で、特に水を飲んだ時に強く感じます。今回僕も食後水を飲んだら喉が焼けそうになったので、緊急時の秘密兵器として用意していた『わたぼくコーヒー』を飲みました。
甘くミルキーな味わいが痛んでいた口内をめちゃくちゃ癒やします。正直びっくりしました。わたぼくコーヒーを飲み終わったらあんなに後を引いていた辛味がスッと消えているじゃないですか。おいおい、回復魔法かよ。
獄激辛の辛味よりわたぼくコーヒーの優しさのほうが強い。まるで北風と太陽みたいないなことになってしまった。
辛いものに挑戦してみたいけど、ちょっと不安だわって人はわたぼくコーヒーを用意しておけば多分なんとかなります。これはギャーギャー言っているYoutuberにもぜひ教えてあげたい。
さよならペヤング獄激辛
ペヤング獄激辛シリーズが最後だということで、Finalも完食しました。これで獄激辛シリーズもコンプリート!さよなら獄激辛!と思ったのですが、念の為に今までの商品を調べたら麻婆だけ食べていませんでした。
獄激辛シリーズを食べたの実績をコレクションしているような気になっていましたが、僕の情熱はそこまででもなかったようです。
それでもさよなら獄激辛。君と過ごしたこの2年間はけっこう楽しかったよ。もう二度と会いませんように。
おじーでした。
今週のお題「わたしのコレクション」