無印でパンツを買い間違える
ここ数年はパンツ(下着のパンツ)を買う時はいつも無印。
例外なく無印のボクサーパンツを買っています。安いのに良い綿使ってるんですよね。さすが無印良品。
昨日も店舗に行って、パンツをポイポイと2つ買い物カゴに入れ、購入。
帰ってきてから気付きます。
おい、これ片方トランクスじゃねぇか!?
そうです、ボクサーパンツを買ったつもりがトランクスを買ってしまいました。
これは大いなるミスです。実に複雑な気持ちですよ。悔しいようなでもちょっぴり嬉しいような。
僕らはみんなトランクス世代
なんとなく皆さん肌で感じていることと思いますが、令和のノーマルはすでにボクサーパンツと言っていいでしょう。会社の更衣室なんかで他人のパンツに注目してもトランクスを履いている人はごくごく少数。
イケてるメンズがズボンを脱いで出てきたのがトランクスだったら、淑女も思わず面食らうことでしょう。飯を噴き出すかもしれません。それが令和だ。
でも、僕らは言ってしまえばトランクス世代のど真ん中ですよ。
小中高と人格形成において一番重要とも言える時期をトランクスを履いて育ってきたんです。パンツと言えばトランクス。ベジータの息子もトランクス。
大人になってみんな嫌々ボクサーパンツにステップアップしているんですよ。なぁ、誰がこんなもん流行らせたんだ。
でもね、ここで立ち止まってはいけません。僕らが子供だった時、ブリーフを履いている人はひどく滑稽に見えました。うわ!あいつブリーフだぜ!みたいな。
今ならブリーフ派の気持ちがわかる。君たちは慣れ親しんだブリーフを捨てることが出来ない優しい人たちだったんだな。
ただやっぱりね。パンツのアップデートは社会の荒波を乗り越えるために必要な儀式ですよ。前時代パンツを履く者、前時代のダサい奴と捉えられても仕方ないのです。
だからこれからも僕はボクサーパンツを買うし、仮に新たな〇〇パンツが流行ったら乗り換える所存です。
でも間違って買ってしまったもんは仕方ない!しばらくは久しぶりのトランクスとの再開を喜びながら着用しようと思います。ワッハッハ。
男こそパンツ
変態って電話で女性にパンツの色聞くらしいじゃないですか。ハァハァ言いながら。
そんなこと聞いてどうすんだよって思いませんか。別に白だろうが黒だろうが超どうでもいいじゃないですか。だからあなたは虐げられる変態なんですよ。絶対ボクサーパンツ履いてないだろ。
僕ら男が意識を向けねばならないのは、異性のパンツではなく男のパンツですよ。勝負は着替えの時間です。
僕が生まれてからというものの、時代とともにざっくりブリーフ、トランクス、ボクサーパンツと変化を続けています。その前はふんどしだったのでしょう。
今のパンツに固執してはいけない。男はパンツで試されている。価値観のアップデート、思考の柔軟性、全てはパンツに表れる。
新しいパンツにいち早く飛びつける男はビジネスチャンスを掴む確率も高いなんてこともあるかもしれない。
だけど今日はこっそりトランクス。トランクス記念日。
ただの買い間違えの話。
おじーでした。