間取りの良し悪しはなにか
はてなブログの今週のお題が「間取りについて」とのことです。
なかなかマニアックな内容ですね。
とは言え、誰でもなにかの住居に住んでいるわけで、間取りは普段気にしないけど、身近なことでもあります。
せっかくなので、良い間取りと悪い間取りについて考えてみることにします。
まず何をもって良い間取りかという話ですが、これは時代によって変わると思うのですが、今は『リビングファースト』じゃないでしょうか。
随分前からリビング階段なんてものが流行っていますよね。
子供が帰ってきて自室に戻るときも必ず家族と顔を合わせる、友達を連れてきても挨拶する。
自然と家族間コミュニケーションが豊かなものになる間取りです。
最近は子供部屋が引きこもらないように子供部屋の居心地は良くしないほうがいい、ベッドと机の他には何も置けないくらいのサイズ感が丁度いいという考えもあるみたいです。
この考えの裏にも子供となるべくリビングで一緒に過ごしたい、家族のコミュニケーションを増やしたいという親御さんの考えがあります。
さらに家の面積的な問題もありますね。
核家族化、少子化、都市部への一極集中が進んでいる現代です。
夫婦2人で一軒家も珍しくないですし、一人暮らしだけど猫のために持ち家ですなんて人もいます。
広い家なんて必要ないし、都市部にデカい家なんて普通は経済的に建てられないので、限られた面積で快適な住環境を実現せねばならないわけです。
家はコンパクトに部屋数を絞って、メインとなる部屋の質を高めるのがいいのかなと思います。
何が言いたいかといえば、家で一番快適性が必要とされるのは家族皆が長い時間を一緒に過ごすリビング。
むしろそう仕向けるようの家造りをしていくのが良いんでしょうね。
そのリビングの配置をどうするのかを素人ながらに考えた結果、普通人気の南向きの土地はむしろ良くないのではないかという説にたどり着きました。
リビングの日当たりを確保したい
住居の日当たりって重要ですよね。
一度日当たりの悪い部屋に住んだことがありますけど、カビが発生しやすく色々と物を駄目にして引っ越したことがあります。
日当たりが良いことで、もちろんカビ問題以外にも冬の寒さ問題や、体内時計の問題のリスク軽減ができますし、なにより晴れの日に明るいと気分が良いです。
今回はリビングファーストで考えていきますので、家の中で日当たりが1番良い場所にリビングを設置したいわけです。
明るい部屋で明るい家族計画です。
そうするともちろんリビングは南側にドカンと設置したいところ。
東西南北で南側が一番日照時間を確保できるからです。
そうすると土地から考えた場合、南側に道路のある南向きの土地を探したくなりますよね。
ですが、むしろ南向きの土地って日当たりの良いリビング実現には不向きなことに気付きました。
4方向の家を並べてみる
東西南北それぞれの土地に家を建てて、南にリビング設置をするならこうなるかなと描いてみました。
素人なのであーできるこーできるの細かいツッコミは無しでお願いします。
もちろん周辺の建物の高さや近さで日当たりは変わるでしょうが、道路側に玄関を置くとすると、南向き以外の土地に家を建てた場合は南側をフルにリビングとして使えるのです。
南向きの場合はせっかく日当たりがいい面が玄関で使われてしまうので、もったいない。
玄関は出入りする時しか使わないのに。
じゃあ別に玄関を道路側にしなきゃいいんじゃない?という話ですが、その通りです。
ただ、やっぱり道路から見た家がかっこいいと嬉しいもの。
家の絵を描くとよくわかりますが、玄関が見える家はかっこいいものです。
下手な絵だからかっこよくないというクレームは受け付けません。
人からの視線が多い側の見た目を整えようとするとやっぱり道路側に玄関は置きたい。
そして、道路から帰ってきて、最短距離で家に入れるのもこの形。
リビングの日当たりを確保するために家の横や後ろに玄関を設置すると家に入るまでの歩く距離が長くなってしまいます。
そうなるとやっぱりリビングファーストを実現しようとしたときには、土地は南向き以外の方がいいんじゃないかなと思うわけです。
風水的なあれこれはよくわからんので、一切無視します。
価格が高い南向きじゃなくてもいいんじゃないか
南向きがチヤホヤされている状況に一石を投じたい。
南向きの土地や家は高いですからね。
結局はその土地の周辺状況と設計士の腕次第なのは当たり前として。
なんなら北向きでも土地によってはいいリビングが作れるんじゃないかなと思います。
賃貸は北に玄関、南に部屋って間取りが多いですよね。
やっぱり自然光で明るいというのは良いものだなと思います。
お題で間取りについて考えてみました。
おじーでした。
今週のお題「間取り」