無印に売っていたナンミックス
一時期パンケーキミックスがブームで品薄なんてことがありましたが、先日無印でなんとナンミックスなるものを見つけました。
フライパンでつくるナンです。
その名の通り、生地をこねてフライパンで焼くだけでふんわりしたナンが作れるとのこと!
ココナッツミルクでカレーを作るときにこっちも焼いてみようということで買っておきました。
けっこうナンってシンプルながら美味い美味くないがはっきり分かれる料理だと思います。
このナンはどっちだ。作って食べてみましょう。
ナンをこねる
作り方は超簡単です。
ナンミックス1袋に油5ml、水を100ml混ぜて5分間こねる。
白い粉にオリーブオイルの緑が美しい。サラダ油でも良いそうですが、オリーブオイルだと香りが良くなるそうです。
最初は手にくっつくんですけど、こねこねしているとだんだんまとまってくるのはパンと一緒ですね。
こね終わったら10分寝かせる。
これであとはもうフライパンで焼くだけです。
ナンを焼く
こねたナンを整形して、フライパンで焼きます。
本当は麺棒で伸ばすらしい。でもあいにく麺棒をきらしています。引っ越しのときに捨てました。
なので手で整形します。イタリアのピザ職人だって生地を棒術の如く振り回して伸ばすんです。
僕に出来ない理由がありません。ナンのために麺棒を買うくらいなら棒術を習います。
そして伸ばした生地を焼きます。片面1〜2分くらいでいい感じの焼き色が付くので、すぐに完成です。
ナンを食べる
バターを落として出来上がったナンを食べました。
うん、ナンです。
ちゃんとナンなんですが、店で出てきたらこれはハズレ部類のナンだな、って思う食感。
でも多分これは無印のせいじゃないと思います。味はけっこう美味しいんです。
でもインドカレー屋で食べるパリッと感もモチッと感もない。薄いところはサクッパリッとしていて、厚いところはモチッとしているのが美味いナンですよね。
そのメリハリがない。
これは捏ねか、伸ばしか、焼きのどれかに問題がある気がします。全てかもしれない。
もっと薄く大きく伸ばせば良かったのかもしれない。
焼きはある程度仕方ない。本来ナンはフライパンで焼かないんですよ。
タンドールという炭を使う高温の釜で焼かれる。『本物のシェフは絶対にガスで調理をしようとしません。かならずタンドールを使います。』って行きつけのインド料理屋に書いてありました。
それでタンドールこそパリッと感やモチッと感が出るのであればそもそもフライパンで作るという商品のコンセプトが間違いになってしまいます。
ここは僕のナン作りの腕が無かったということにしておきましょう。プロが作ればきっと食感も良くなるんじゃないでしょうか。
とは言え無印良品、当然まずいわけではありません。ちゃんとナンでした。
感想としてはボチボチですなって感じ。
今日はカレー!カレーにはホカホカご飯!という選択肢だけではなく、たまにはカレーにナンにしましょうか!という遊び心を満たすにはいい商品だと思います。
安いし、作るのも簡単ですしね。純粋な小麦粉から作るのは若干ハードルが高いですもの。
おじーでした。