おじ語り

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ご飯が大盛だと不安になるようになってしまった

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福六十(東飯能)

先日お腹減っていたからランチに盛りが良いと評判のそば屋さんに行ったんですよ。東飯能の『福六十』ってお店。

福六十

けっこう有名なお店らしく、店内にはたくさんのサインが飾ってありました。ジロジロは見なかったけど、バナナマンの文字が見えましたよ。日村が食べると売上伸びるらしいですよね。

名物はかき揚げですって。写真を見て僕には無理だと思って近寄りもしませんでしたが、凄いですよ。Twitterに上がっていた。

メニューを見るとチキンフェア!とか言って色んな味のチキンカツやから唐揚げがズラーッと並んでいたので注文しました。山賊からあげ定食。

ご飯ドカン

そしてやってきた山賊から揚げ定食がこちら。

山賊から揚げ定食

先のかき揚げのインパクトに比べたら全然常識的なルックスです。

ただこの盆が目の前に置かれた瞬間の自分の気持ちにすごく戸惑いました。

美味しそう!という期待と、全部食べられるかしら…という不安。

自ら盛りが良いと評判のお店に行っておいて、ちょっとご飯が多いなとかすげーバカな事考えているんですよ。お前なんで来たんだよって話。

ちなみに普通に完食できました。鶏もでかくて柔らかくて美味しかった。満腹すぎて猛烈な眠気がやってくるくらいのダメージは受けましたが。恐らくご飯茶碗3杯分かもうちょいくらいの量ですかね。

大盛の欠点は心配

高校生とかなら部活終わりにカップ麺食べて、更に家で夕飯食べるとか無敵の胃袋をしていたので怖いもの無かったんでしょうけどね。

今は体に中途半端にSDGsが染み付いているから目の前のご飯が怖いですよ。ご飯が出てきた瞬間にどこからか聞こえる「フードロスをなくそう!」そんなプレッシャー。

食べている最中、しっかり完食した後も「なぁ、本当にそんな食う必要あるんか?食わなくてもいいのに食う。ソレモアル意味モッタイナイ…」とか囁いてくる。

クソぅ!おのれSDGsめ!

しかし、次回このお店に行った時にご飯半分にするかと言われるとそれも違う気がする。なんで盛りのいい店に行って、その長所を潰さんといけないの。って思っちゃう。

もうダメだ。俺はデカ盛りに近づいちゃいけないんだ。山盛りご飯を純粋に楽しむ心を失ってしまった。悲しい。

大盛無料も捨てたもんじゃないな

ちょっと前まで僕の敵は大盛無料だったんですよ。

ojigatari.com

大盛にしないと損した気がするだろ!って主張をしているんですが、よく考えるとこれは優しいのかもしれません。誰もが自分に合う量をチョイス出来るんだから。デブにも優しいように見えて、実は少食にも優しいのかもしれない。

並盛がめっちゃ多いと客を選ぶぜ。でも多分この気持ちを忘れた頃に大盛ご飯を食べに行く気がします。

おじーでした。

今週のお題「盛り」