基本的にかわいい虫なんていない
僕はたまにコオロギ飼ったりしますが、それでも虫をかわいいと思うことはありません。
カブトムシやクワガタを見ても硬そうだなとは思うけど、正直かっこいいとも思わないし。
カマキリなんて悪役顔すぎるし、寄生虫のエピソードが怖い。
あと人気の虫ってなにがいますかね。
チョウも綺麗だなんて言われますけど、口からストローみたいなの出しますからね。
なんかチュパカブラみたいじゃないですか。
トンボだってふとした瞬間に頭がゴロンッて取れそうで怖いし。
ちょっとくらいいてもいいのにと思いますが、基本的にかわいい虫っていませんよね。
唯一の例外がミツバチかなーと思うんです。
ミツバチはけっこうかわいい
こないだ花の世話をしていたら、1匹のミツバチが花の蜜を回収にやってきました。
あんまり目の前に来たので、ちょっと観察していたのですが、ミツバチってこんな姿なのか、なかなかかわいいなと思ってしまいました。
必死に蜜を集めている姿がかわいい
僕は勝手にミツバチが蜜を集めるのは、女王の為に花の蜜を献上するためだと思っていました。
女王蜂とか働き蜂とかそういう名前の響きから。
ミツバチの世界も大変だなと。
それは勘違いだったようで、実は女王に献上する用ではなく巣全体の保存食にするそうです。
おもったより福祉が充実しているミツバチの世界。女王が意外と賢王なのでしょうか。
花の蜜を食べる虫はけっこういそうですが、貯蓄していざというときに備えるなんて虫は多分他にいなそうですよね。
花の蜜ってのもオシャレだし。
フンコロガシがフンを貯蓄しても面白いだけですからね。
エレガントなデザイン
マジマジと観察してみるとなかなか見た目もかわいいですね。
まず顔。
目が適度に大きく、リスみたい。
目が大きすぎるとトンボみたいで不気味だし、小さすぎると表情を感じづらい。
ちょうどいい目。
上半身がやたらモフモフ。メーテルの帽子みたいな体している。
ツルッとしているか、ガサッとしているかが多い虫界のなかでも、黄色い長毛はかなりのアドバンテージな気がします。
そしてお尻。
黄色と黒のボーダー。
みんなそんな服をお金を出して買うというのに、ミツバチは最初からボーダー。
そしてなにその足。
よく見ると白いビーズみたいなアクセサリーつけとる。
ボーダーにアクセサリーとかおしゃれ番長なのか。
天然のおしゃれ番長がミツバチ。
人の役にも立っている
ミツバチは自分たちの非常食を集めているだけですが、それを人間は横取りすれば蜂蜜にありつけるわけです。
僕は手作りヨーグルトに蜂蜜をかけることが多いので、大いに恩恵を受けています。
蜂としては必死に集めた甘い蜜です。それを食べさせてもらっているという背景も蜂のイメージを良くしている要因かと思います。
これが何もしていないのに刺されたとかだとイメージ悪化ですけど。
でも、他の蜂はやばい。
オオスズメバチとかでかいし、凶暴だし、肉食だし、見た目怖いし、完全にデビル。
スズメは言わずもがなかわいいし、ミツバチもよくよく見ればかわいいのに、なんでスズメバチになるとデビルになるんだ。
名付け親おかしいだろ。
デスデビルバグとかで良かっただろ。
そしてミツバチはシュガーシロップブンブンとかでどうだろう。
ミツバチ意外とかわいいなと思った話でした。
おじーでした。