銀座吉兆でランチ
凄くいい食事券を貰ったので、ランチをしに銀座へ行ってきました。なんでもかんでも高級で有名な銀座、有名人たちが飲む街銀座。
銀座吉兆へ。
高級店なんてほとんど知らない僕でも吉兆は知っているくらいの和食の名店。会社自体は本吉兆、神戸吉兆、京都吉兆、東京吉兆とか色々あるんですってね。もちろん銀座吉兆は東京吉兆の中のお店です。
銀座吉兆は銀座一丁目駅を出てすぐ。大倉本館というところにありました。
普段ビルなんてない土地から来ると都心のビル群は実に威圧感がありますね。同じビルには世界一の朝食でしたっけ?で有名なbillsさんがありました。パンケーキ食べてみたい。
エレベーターから出ると和服の店員さんがお出迎えしてくれました。待ち構えていたんか。さすが高級店。
電話予約の時に個室は11,000円だったか追加料金取られるってことで普通のテーブル席でいいよと伝えていたのですが、結局空いていたからか個室に案内してくれました。
さすがのおもてなし。もう心を掴まれつつあります。
ランチコース
今日頂いたコーチの内容がこちらでした。一言で言えば松茸いっぱい。10年分くらいの松茸を今日一日で摂取した気がします。
冗談抜きで1つ残らず全部美味しかった。
焼松茸 大黒しめじ
最初の1品。焼松茸と大黒しめじ。備長炭で自分で焼いて食べます。
もうキノコってめっちゃ美味いなって感想からスタート。もう秋だぜおい。
そして大黒しめじってなんだろうって思いながら食べていたんですけど、あとから調べたら幻のキノコって呼ばれるくらいのキノコだったみたいです。松茸に引けを取らないキノコだったのか。美味かった。
鱧松茸土瓶蒸し
続いて椀物。
鱧と松茸の土瓶蒸し。
土瓶蒸しって昔から思いますけど、鱧も松茸もとっても美味しいんですけど、鰹出汁が超絶美味いですよね。
うわー、鰹出汁うま!って感想になる。鰹出汁に松茸の香りが移ってちょっとだけ複雑な味になって。
この土瓶蒸しはエビとか鶏とか銀杏とか入っていなくって、本当に鱧ドン!松茸ドン!って感じで、具のシンプルな贅沢感が凄い。美味かった。
大間の鮪と淡路の鯛
鯛と鮪のお刺身。
大間の鮪と淡路の鯛ですって。めっちゃ渡哲也の顔思い浮かべちゃう!
鯛が弾力があって釣りたてみたいな食感だった。どちらも実に美味い。
子持小鮎の焼き揚げ
子持小鮎の焼き揚げ。その名の通り焼いてから揚げたらしい。
不思議じゃないですか?小鮎のくせに子持ち?って。
なんか琵琶湖の鮎は環境の関係なのか、大きくならないんですって。だから小鮎でも立派な大人らしい。なので子持ち小鮎。
このソースというかタレも面白い。蓼酢(たでず)ですって。
蓼食う虫も好き好きの蓼を使ったお酢。鮎には付き物らしいけどしらなかった。おもしろ。
季節の野菜の焚き合わせ
メニューを見て、季節の野菜ってなにが出てくるんだろうって思ってたけど、予想外でした。秋だから芋か、かぼちゃか、栗か?ダークホースでナスか?とか思ったけど違う。
干瓢でした。U字工事でお馴染みの。
穴子が干瓢で巻かれていました。干瓢も出汁をよく吸っていて美味いんですね。干瓢巻き以外の使い道があるなんて知りませんでした。ごめんなさい栃木県。
あとは湯葉、かぼちゃ、ほうれん草、パプリカ。美味しい。
松茸釜ご飯
銅の釜ごと持ってきてくれて、目の前で松茸ご飯をよそってくれます。
また松茸です。見ての通り山程入っていますし、茎の部分も細かくしたものがこれでもかってほど。これが香りに食感に素晴らしい。
釜1つは食べきれなかったんですが、お土産に持たせてくれました。おもてなし力。
バナナムース シャインマスカット・ナガノパープル
デザートはバナナムース。シャインマスカットとナガノパープルも。
ベリーソースとカスタードっぽいソースがダブルで。
今やぶどうといえば、緑はシャインマスカット、赤はナガノパープルで間違いないですよね。特にナガノパープルの美味さは果物界でも最上位でしょう。
デザートも美味かった。
結論 吉兆凄い
コースで出てきた料理が1つ残らず全部すごく美味しかった。
店員さんもフレンドリーで良かったし。
なるほど、これが有名高級店の実力なのか!って超納得しました。吉兆凄い。
好きなものはステーキと焼肉ですみたいな僕がこのキノコと魚主体のメニューで大満足するんだからなるほど、本物の和食ってのは強いんですね。しかし、この店だけで一日何本松茸使ってんだろうってくらい松茸食べました。
また違う季節も行きたい!って思いましたが、なかなか気軽には行けるお値段じゃないんだよな。
おじーでした。