湖池屋 罪なきからあげ
スーパーで見かけて衝動買いしてしまったお菓子。
湖池屋の『罪なきからあげ』。
おいおい、おかしいだろう。
まるで唐揚げを食べることが罪であるような書き方じゃあないか。
逆になにが罪なのか問い詰めたい。
あれか、鶏が可哀想とかいうヴィーガンか。
流行りの。
生き物は生きるために命を頂くもんだ、覚えとけ。
俺はクジラ肉も遠慮なく食うぞ。
日本の感覚では許しがたい食肉文化も他国にはあるけど、そこはとやかく言おうとは思わんし。
食は自由であるべきだ。
ヴィーガンも自由だが唐揚げを罪とか言うんじゃあねぇ。
と勝手に憤って言ってみたものの、この『罪なきからあげ』肉エキスが配合されていました。
イスラムの味の素事件を考えれば、本気で動物を食べたくないならエキスだって言語道断のはずなので、どうやらこの罪は動物の命を奪うとかそういうことでは無さそうです。
単純に通常の唐揚げより体に良いよということなのでしょう。
大豆たんぱく食品
原材料を見ると一番目に「大豆たんぱく食品」という項目が。
そしてパッケージには「たんぱく質がからだをつくる」との文言があります。
この商品は唐揚げ兼プロテイン的な立ち位置を目指しているのでしょう。
一袋(23g)にタンパク質が6.9g入っているということです。
じゃあ本家からあげと比べたらどうでしょう。
唐揚げは100gでタンパク質が13.2gとのこと。
凄い!倍以上!
ただ、唐揚げを100g食べてもこのお菓子は2袋は食べないけどな。
ならば僕は唐揚げを選びたい。
だって別に罪じゃないし。
罪なきからあげ実食
実際に食べてみました。
まず口に入れて噛むとせんべいのような食感。
そしてかなりコショウなどのスパイスの効いた、ケンタッキーフライドチキン的な方向性を目指したような味付け。
大豆製品だからか、噛んでいると奥に湯葉のような風味を感じ、若干ぱさついたような食感も感じます。
うーむ、ありっちゃありか。
味が濃いからツマミに良さそう。
正直、美味い!ってわけではないけども。
でもお惣菜コーナーに唐揚げが置いてあるのをスルーしてお菓子コーナーのこの商品を手に取るかと聞かれれば否。
本物の唐揚げとビールにさせて下さいな!
罪あるからあげ
今後も僕が美味しく唐揚げを食べるために、もう一度唐揚げに罪は無いと言っておきたい。
唐揚げ専門店が街にポコポコオープンしまくる、まさに唐揚げブームの様相を呈する社会です。
スーパーだけでなく唐揚げは思い立ったらすぐ入手できるような状況が出来上がりつつありますね。
昔観たダイエット番組では、だいたいダイエットに挑戦する太った人の人生をVTRにしたものが流されていました。
で、そこに登場するのが高確率で唐揚げ。
じゃあ唐揚げ駄目じゃん!いや違う、そうじゃない。
あいつら唐揚げに尋常じゃない量のマヨネーズをかけていた!
なんならご飯にのせていた!
唐揚げだけに罪を着せるのはいかがなものか。
唐揚げに大量のマヨネーズは間違いなく罪な唐揚げ。
宮崎の人聞いてるか。
チキン南蛮は最高の料理だ。
おじーでした。