今更初めての生食パン
僕、先日PASCOの超熟を食べてこんなツイートをしました。
小腹が減ったけど、面倒くさいから超熟を焼かず、何もつけず食べる。
— おじー (@oji_west) 2021年1月31日
美味い。
もう実質これ生食パンやろ#超熟 #pasco
えぇ、超熟が美味いことには皆さん異論はないことでしょう。
しかしこれを発信した後にふと気づきました。
あれ?俺、生食パンって買ったことなくないか?
流行っているのは知っていましたが、行列に並んでまでいらんわと傍観を続けてどれくらいの時が経ったでしょうか。
生食パンを食べていないのに生食パンについて語るとはなんという愚かなことをしてしまったんだと。
そういうことで、ブームもほぼ去った今日。
生食パンを並ばずに買ってまいりましたよ。
純生食パン工房 HARE/PANというところの生食パンです。
純生食パン工房HARE/PAN
生食パンと言えば僕の中では『乃が美』のイメージが強くて、最初に買うなら乃が美だろうなと勝手に思っていたのですが、『純生食パン工房HARE/PAN』というお店で買いました。
おそらく洋服のHAREとは全くの無関係。大学生の頃はありがとうございました。
別の用事で通りかかった時に最近気にしていた生食パンの文字が目に入ったので衝動買いです。
こちらのお店も店舗情報を見ると分かる通り、わりかし全国展開している店です。
こだわりとしては、中川透 氏という和食料理人に監修してもらって開発したとかで。
僕は勉強不足なので、和食料理人といえば道場六三郎さんと土井善晴さん、賛否両論の笠原さんくらいしか知らないので、おぉー!となれなかったのが残念です。
あとは、オリジナルブレンドの小麦を使っています!とか卵使っていません!とかが書いてありました、多分卵の部分はアレルギーへの配慮でしょうか。
袋にあった押印で「晴れ時々パン」って買いてあったのが、はれときどきぶたみたいな語感でいいなと思いました。
HARE/PAN 生食パン 実食
こちらが購入してきた生食パン。
1本で税込864円だったかな。
「まずはそのまま食べてパン本来の味をお愉しみください。」って書いてあったので、そのまま食べてみました。
生食パンってもちろん普通に焼かれていますので、何が生なんだろうと冷静に考えるとわからなくなりますが、何もつけずとも、トーストにせずとも美味しいよということで生という表現をしているんだと思っています。
そしたら「そのままでも美味しい食パン」の方が正しいんじゃないか。
でも超熟もそのままでも美味しいからそこの表現は難しいところですね。
実際に食べてみるとたしかに美味しいですね。生食パン。
キメが細かく通常よりぎっしりとした密度のパンがモタっとした柔らかい食感で、たしかに新しい気がします。
はちみつが混ぜられているので、けっこうしっかり甘い。
このまま3時のおやつに出したら楽で美味くて便利かも。
朝ごはんに採用するかと言われたら微妙だけども。
試しにもう一枚切ってトーストにしてみたらさらに美味しかった。
外側がサクッとして、中のモタっと感が引き立って。
このトーストにクリームとはちみつかけたらさらに美味いだろうなーとか考えましたが、もはや生食パンのコンセプトをガン無視している自分の思考に驚きました。
普通に美味しい生食パン
普通に美味しかった生食パン。
ただ僕が食パンを買う時、すなわちホットサンドを作っている時なので、残念ながら食パンの上位互換という評価はできません。
ハム&チーズ&超熟に勝るパンは今のところこの世界のどこにも発見されていないのです。
ですが、調理しなくてもすぐ食べれる手軽なおやつとしてはいいかも。
買ってから4日は常温保存出来るみたいですし。
しかし、最初に生食パンを食べずに生食パンを語っていいのかと書きましたが、今はこう思っています。
生食パンを1種類しか食べずに生食パンを語っていいのか。
僕の中で生食パンの代表の『乃が美』を始め、やたら乱立しているさぶい名前のパン屋さんまで。
ちょっと興味が湧いてきてしまいました。
周回遅れの生食パンブームくるか、忘れるか。
おじーでした。