ガンジー牛
知っていますか、ガンジー牛。ジャージー牛はよく聞く気がしますが、ガンジー牛はあんまり聞かない。
それもそのはず、日本で3牧場しか育てていないから。
・大分県竹田市のガンジー牧場
・栃木県那須高原の南ヶ丘牧場
・新潟県長岡市の加勢牧場
ということだそうで。
今回はこの新潟、加勢牧場のガンジー牛乳から作られたソフトクリームを食べてきました。
加勢牧場は他の2牧場に比べるとガンジー牛の飼育について後発で、ガンジー牛を育てたいから譲ってくれ!と両者に頼み込むも、断られちゃったという過去があります。
諦めずに群馬の伊香保グリーン牧場で育てていたガンジー牛を譲ってもらい、そこから晴れてガンジー牛が育てられるようになったとか。加勢牧場のガンジー牛たちの始祖、出自はまさかの観光牧場。ありがとう伊香保グリーン牧場。忘れない伊香保グリーン牧場。
そもそもなんでそんなにガンジー牛が日本に少ないかってと採れる牛乳の量が一般的な牛よりだいぶ少ないから。半分くらい。
だけども味は乳脂肪分が高く、コクがあって美味しいってことで、まさにランクが高い牛乳って感じがしますね。
道の駅良寛の里わしまへ
そのレアなガンジー牛乳は加勢牧場の直営店で味わえますが、その他にも取扱店が県内にはけっこうあります。その1つが道の駅良寛の里わしま。お盆休みってこともあり、ソフトクリームを求めて並んでいるお客さんがたくさんいました。
ガンジーコロネソフト
ここの名物がガンジーコロネソフト。
なんとソフトクリームのコーンが新潟県らしく米粉を使ったパンで出来ているのです。
ソフトクリームのコーンって美味しくないじゃないですか。味はしないし、パサパサと歯にくっついて。しかもコーンって言うくらいだからトウモロコシが原料だと思っていたらなんと小麦原料なんですって。まじかよ、円錐(コーン)なのか!まんまと騙されたぜ。
そんなことを思いながら、いつもコーンorカップではカップを選択します。
でもそこにパンが加わったならどうでしょう。
注文が入ってからオーブンでこのコロネを焼くので、けっこう出来上がりまでに待つことになりますが、その代わりに温かいパンと冷たいガンジーソフトのコラボレーションを楽しめます。
みるみるうちに溶けていくのでスピーディーに食べるのがコツ。
パン自体は単独だと特別美味しいわけじゃないですが、オーブンで焼きたてゆえのサクサク感が、コクもありつつ後味すっきりの溶けかけガンジーソフトに相まってこりゃうめぇ!ってなります。
通常のコーンが5点だとすると、80点くらい。それくらい差がある。もちろん価格も違うけど。
いや、この方式はいいな。ボリューム増で食事にもぎりぎりなる。全てのソフトクリームはカップorパンにしてくれ。
おじーでした。