じゃがいもが余ったらニョッキ化して食う
じゃがいもってなかなか厄介じゃないですか。
何がって毒が。
緑色になっている部分だったり、芽が出てきたところにはソラニンが多く含まれるということで、食中毒がおっかない。
でもスープだったり、カレーにシチューにちょっとだけ使いたくなる場面は多いし、美味い。
この間もビーフシチューに入れました。
早くノンソラニンのジャガイモが開発されないかなと願うばかりですが、そんなことを言っていても仕方がありません。
ジャガイモから芽が出てしまう前にニョッキにしちゃいましょう。
ニョッキ
ニョッキと言えばご存知の通りパスタの1種ですが、自作がけっこう簡単なんです。
日本には「いももち」という似た食べ物がありますよね。
いももちはジャガイモと片栗粉を使いますが、ニョッキはジャガイモと強力粉です。
なにやらイタリアでは木曜日に重いものを食べる習慣があるそうで、木曜のニョッキなんて言われることがあるそうです。
水曜日のネコ
木曜日のニョッキ
金曜日のライオン
うーむ、違和感ないですね。
さぁ作っていきましょう!
ニョッキづくり
材料はジャガイモと強力粉と塩ちょっとだけ。
今回はジャガイモ2個に強力粉80g使いました。
皮をむいたジャガイモを6分ほどレンチンし、フォークで潰す潰す。
隣の強力粉とマッシュポテトを合わせたらこねるこねる。
日々のストレスを生地にぶつけつつ、たまにはこぶしでおんどりゃあ!せい!せい!
そういった感じで格闘を続けるといい感じにまとまってきました。
こちらが怨念のこもったニョッキ生地です。
そしたらこの生地を細長く成型していき、適当な大きさで切って塊にします。
大きさはなるたけ同じくらいにした方が良いんでしょうけど、そこはいい加減な性格。
かなりテキトーです。
あとはもう茹でるだけです。
パスタ茹でるのと同じですが、時間を計らずとも浮いてきたら茹で上がりだなとわかるので、ちょっとだけ楽ですね。
僕はパスタを茹でる時は塩は勿論なんですけど、オリーブオイルをちょっとだけ入れます。
これは昔々にMatthew's Best Hit TVで平野レミが紹介していたんですけど、茹で上がったパスタが油分でくっつきにくくなるという技なんですね。
観ていたのは多分中学生くらいの頃だったと思うのですが、ハッと思わせられ、未だに強烈に記憶に残っています。
茹で上がったらソースに絡めて完成です。
今回はちょっと手抜きしてカゴメの既製品のソース『アンナマンマ』を使います。
カゴメのトマトは美味いですよね。
そんなこんなで余ったジャガイモで作ったニョッキの完成です。
トマト&バジルソースのニョッキ
ちょっと見た目が悪いかしら!
パセリでも振れば綺麗になるかもしれません
トマト&バジルソースのニョッキの完成です。
主食にもおかずにもなる万能選手。
食べればそのモチモチとした食感とジャガイモの自然な甘みが美味しいです。
今回はジャガイモが余った時にニョッキづくりはいかがでしょうかという提案でした。
生地作りもわりと楽しいですし、レンジを使えばジャガイモを蒸かしたりする必要もなく意外と楽チンです。
そしてなにより失敗しないし。
ほら、食べたい気持ちがニョッキニョキと育ってきませんか。
やかましいわ。
おじーでした。