アウトドア飯と言えばダッチオーブン!
キャンプ=焚き火ってくらい焚き火に情熱を燃やす僕ですが、この間行ったキャンプでも焚き火をしました。
ユラユラと燃えている火を見つめていると落ち着くのは僕だけではないはず。
焚き火のヒーリング効果は異常です。
それで、いつもは焚き火をしたら、ついでにその日を使ってダッチオーブンで何かしら料理を作るんです。
こんな感じで。
今回のキャンプもやる気満々で魚介スープの材料を買って行ったものの、雨の中で貧弱なタープしかなく、狭いスペースの調理を強いられ、これでは雨水のスープになりかねんなと判断し、現地でのダッチオーブンでの調理は諦めました。
ちゃんとしたタープを買おうと決心した日です。
なんとか焼肉はしたんですが、魚介スープの材料たちは持ち帰りとなってしまいました。
寂しいので家で作るはずだったスープを作ります。
↓今回のキャンプ
なんでダッチオーブンなのか
焚き火で使えるロマンが一番の理由ですが、ダッチオーブンはその他に強力な長所と短所を持っています。
長所
どんな調理法もお任せあれ。
ダッチオーブンは焼く、煮る、揚げる等々、いろんな調理方法に使えます。
なのでローストチキンを作っていたと思えば、煮豚が出来ていたり、なんならご飯やピザをダッチオーブンで作ることも出来ます。
その万能性ゆえにキャンパーたちから高く評価されています。
なんと蓋をフライパンにすることも出来ます。
うーん、かっこいい。
ダッチオーブンは成長していく
鍋が成長なんてありませんよ。ファンタジーやメルヘンじゃないんですから。
そう思うかも知れませんが、実際にダッチオーブンは成長するという特性をもっているそうです。
ダッチオーブンは繰り返し使っていくことで、表面に酸化皮膜が張られて細かい凹凸があったのが、だんだん黒光りするツルツルな表面になっていくそうなんです。
そうなったダッチオーブンはブラックポットと呼ばれ、料理が焦げ付かなくなったりとまさにレベルアップしたダッチオーブンとなります。
ただ、その域まで育てるのは時間がかかるそうで、なかなか大変らしいんですけどね。
僕のは去年買ったばかりなのでひよっこです。
まさに使い込むことでレベルアップしていくというマジックアイテム!
かっこいい。
上から下から加熱できる
鍋に下から火をかけるのは当たり前ですが、ダッチオーブンは下から火、上に炭を載せるということが可能で、全方向からの加熱が出来ます!
かっこいい!
また、鋳鉄で出来ているダッチオーブンは保温性も高いそうです。
短所
重い!
僕の使っているBUNDOKのダッチオーブンは5.4kgあります。
ダンベルか!
重いので荷物になります。
メンテに気を使う
鋳鉄製のダッチオーブンは調理してそのままにしていたりすると、水分に塩分で錆びてしまうことがあります。
なので、錆びないようにタワシで洗って、油を塗り塗りするという工程が必ず必要になります。
手のかかるやつです。
しかも洗剤を使って洗うと成長がリセットされるので、お湯か水でしか洗えません。
さぁ作っていきましょう!
今回キャンプで買ったけど使わなかった食材たち。
シーフードとトマトのスープを作るよ!
まず、玉ねぎとニンニクをオリーブオイルで炒める!
シーフードミックスと魚をドーン!
白ワインをドバーッ!
コンソメポーン!トマトドバッ!
塩コショウもシャッシャ!
蓋して待ちます。
キャンプで作る予定だったものなので、味の再現性を高めるためにわざと大雑把に作ります。
隠し味は己の涙。
そんなこんなで完成!
食べる!
美味い!
シーフードミックスから出るダシが海を感じさせる!アサリ万歳!
テキトーに作っても美味く作れるのもダッチオーブンの特徴らしいです。
家でも使えるのですが、メンテがあるので気合が入っている時しか使えません。
またキャンプに行った時は何を作ろうか、そんなことを考えるのも楽しいです。
次は晴れた日に行くか、でかいタープを買っていくか。
おじーでした!