見切り品のココナッツミルクをGet
スーパーで買い物する時に、広告の品!とかで安くなっている食材や賞味期限が近くなった見切り品から何を作ろうか考えて料理をするということは臨機応変さを試されるというか、調理の引き出しを試されると言うか、ドキドキワクワクが止まらないものでさります。
しかし先日これを見つけた時は興奮しましたね。
ココナッツミルク!
ココナッツミルクの調理の引き出しは持っていません。でもこんな珍しい物を値下げしている。買うなら今しかない。衝動的に買ってしまいました。
やっぱり失敗なくココナッツミルクを調理するならカレー一択でしょう。
ただ、ココナッツカレーのレシピをパラパラ拝見しても、ほとんどがカレー粉を使っています。
ダメよダメダメ。うちにカレールウ『こくまろ』が半分(4皿分)残っているんですから。
本格派を目指すあまりに、家の在庫の食材をおろそかにするほど僕は落ちぶれちゃいません。
今日はカレールーを使ってココナッツカレーを作ることに決めました。
3段階調理で作る
1.まず圧力鍋を買ってから、カレーの肉はホロホロじゃないと許せないワガママ男になりつつあります。
ココナッツカレーを本格的に作る前に肉を柔らかくする工程が1つ必要です。
2.肉と一緒に具材の野菜を煮込むと跡形もなく溶けてしまうリスクがあります。肉を煮込んで柔らかくし終わった後に、野菜を投入し、再度煮込むという工程が必要でしょう。
3.味付けはカレールーとココナッツミルクでいいので、最後の工程ですね。
よし、イメトレはバッチリ出来ました。作っていきます。
鶏肉を煮込む
まずココナッツミルクがマイルドなので、スパイス成分を強化しておきます。
大量のニンニクとショウガを使いました。鶏肉と玉ねぎと一緒に軽く炒めたら、圧力鍋へ。
鶏肉自体に味を付けたいので、少量の中華スープ、酒、醤油で高圧力でガッツリ煮込みました。
最終的に濃厚なカレーにしたいので、水は最小限しか入れたくない。
トマト、ナス、エリンギを投入
次は具材となる野菜を投入。インドカレー屋でよく見る食材であるナス、エリンギをセレクト。
カットトマトは水分も多く含むのでカレー本体にもなります。
さらに圧力をかけ、軽く煮込みます。
圧力が抜けたら、やはりココナッツミルクを入れるにしては水分が多い気がしたので、蓋なしで追い煮込み。水分を程よく飛ばす。
カレールーとココナッツミルク投入
さぁ、煮込みが終わったらカレールーを溶かし、ココナッツミルクを入れてまぜまぜ。
これで完成!へっ!簡単なもんよ!
しかし、なんとも色の悪いことよ。なんか赤ちゃん用のカレーみたいな色ですね。
ココナッツカレー(カレールー)
完成しました。ココナッツカレー。
結論から言うとかなり美味いです。もちろんカレーは普通に作れば美味いんです。
こくまろだろうが、ゴールデンカレーだろうがどう作っても美味しい。カレーを発明した人はダイナマイト発明した人くらい偉い。
ココナッツミルクで作ったカレーは完全に変化球ですね。いつものご家庭の美味しいカレーがちょっとお店気分な本格カレー味に早変わりって感じ。
そして、たっぷり入れたショウガの香りとトマトの酸味がいい仕事をしています。
唯一の欠点が見た目が悪い。上からクリームをちょろっとかけたり、パセリをちらしたりしたらそれは完全無欠になると思う。
今回の目的はココナッツミルクを使ったカレーのレシピはカレー粉を使った物ばかりなので、カレールウで作っても美味いのかということでしたが、テキトーに作っても美味しかったです。
まぁそんな気はしていました、さすがカレーは万能。
是非ココナッツミルクが安売りされていたら、水の代わりにカットトマトとココナッツミルクでカレー作ってみてください。
ちょっと雰囲気変わって美味いですよ。
おじーでした。