おじ語り

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旅割使って秩父でひたすらのんびりするぞ

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全国旅行支援使っとかないと

ギリギリになってしまいました。そうです、全国旅行支援の件です。楽天トラベルを見てもすぐに予約が埋まったたりと大盛況のようだったので、積極的にその輪に入っていくことができずに時が過ぎていました。

しかし、来年になると割引率も金券の額も縮小されるということなので、今年中に旅行に!と思い行ってきましたよ。秩父へ。ちちんぶいぶいです。

いつでも行けるけど行かないのが秩父

埼玉で旅行と言ったら行き先は秩父くらいしか思いつかないですが、それでも行ったことがないです。自宅から近すぎて逆に行かないみたいな。まぁ行きたいときはすぐ行けるしなー。何があるのかもよくわからないし。

そんな感じだったんですが、年末でちょっと体も疲れているし、あんまり移動や観光に力を入れたくないな。美味いもん食べてひたすら温泉でゆっくりしたいわーという目的で計画を立てていったら遂に秩父に白羽の矢ですよ。

なにがあるのかよくわからんが、旅割使って秩父という近場で贅沢にゆっくりするのが今回の目的です。

ちんばた わらじカツ丼

まずは旅のスタート。腹が減っては旅行に行けぬ。昼飯です。

秩父のご当地グルメと言えばわらじカツ丼でしょう。でっかいカツが丼に錦座するそのビジュアルも素敵です。

外観
見晴らし

せっかくだから人気のお店に行こうと思ってリサーチして出てきたのが『ちんばた』というお店。変な名前ですね。住宅街ちょっとずれて高台に登ったところにあるので、実に見晴らしの良いお店でした。

人気店と聞いていたのでオープン前に行ったのですが、すでにバイカーたちも大量に来ていて、開店待ちの人で溢れていました。なんと13台で来たそうです。

頼んだのは『秩父名物W丼』。わらじカツ以外にも豚味噌焼きが秩父名物らしいのですが、その双璧を一度に楽しめるという観光客大歓喜の一品です。いいでしょ。

秩父名物W丼

実においしかったです。わらじカツは甘めのタレをまとっていますがサクサク。豚肉は炭火焼の香ばしい味わいでご飯をもりもり食べれちゃう。

わらじカツ丼って見た目からデカ盛りメニューかと思っていましたが、薄切りなので意外とペロリですね。

しかもですよ。この秩父名物W丼、付いてくる漬物が『しゃくし菜漬け』なんですよ。これは後に知ることになるんですが、しゃくし菜漬けも秩父名物。実質秩父名物トリプル丼ですよ。観光客はこの店に来たほうがいい。秩父グルメが詰まっているぞ。

長瀞 岩畳

さて秩父グルメを満喫したので、少しは観光もしておきたい。長瀞に天然記念物の岩畳なるものがあるらしいので、そちらを見に行きます。

長瀞の商店街
みそ豚ガレドッグ

長瀞駅に車を駐めたんですが徒歩で余裕で岩畳まで行けます。車でも電車でもアクセス抜群。

商店街を抜けていくのですが、途中みそ豚ガレドッグなんてものも売っていたので、買い食いしながら行きます。旅中の胃袋容量は無限。しかしガレットってそば粉じゃなくてもいいんですね。新事実でした。

そしてたどり着いた岩畳。

岩畳

岩畳とおじー
秩父赤壁

おいおい、景観の良さよ。すげーな秩父ってなりました。岩がずらーっと繋がっていて、下に川。向こうに壁。言葉にするとそれだけだけど、なんとなくそれが形成されるまでの歴史から無限の圧力を受けました。ここ来るのには天気が良いのがきっとマストだな。

面白かった。

自然の博物館

ロープウェイにのって小さな動物園にでも行こうかと考えていたのですが、なんとロープウェイが運休でした。まだ宿はチェックインできる時間じゃない。

ということで、急遽岩畳からほど近い埼玉県立自然の博物館へ。

パレオパラドキシアタバタイ
パレオパラドキシアタバタイ2

みなさんこれがパレオパラドキシアタバタイです。どうですか。かわいいでしょ。

和銅遺跡

そして宿へ向かう。宿の近くに和銅遺跡なるものがあると聞き、一応寄ることに。

和同開珎

みなさん、これが和同開珎です。どうですか。でかいでしょ。

和銅鉱泉旅館 ゆの宿 和どう

そんな時間つぶしをしつつ、チェックイン時間とほぼ同時に到着した旅館がこちら。

和銅鉱泉薬師の湯 ゆの宿 和どうさん。部屋に露天風呂付き。なんの文句もないめっちゃ良い旅館でしたね。風呂に入りまくりました。

ただね、今回夕食は外で食べるプランにしたんですけど、これは大間違いでしたよ。

近くの食堂でくるみそばが食べられるってんで、それを楽しみに向かったらGoogle情報では営業中になっていたのになんとお休みでした。

仕方ないけど、そばの気分だったからそこからちょっと離れた蕎麦屋に向かうとGoogleの情報では営業中だったのに開いてない。

もうなんでもいいやとハンバーグ&パンケーキのお店に向かえばGoogle(以下略、真っ暗でした。

いいか、みんな秩父はGoogleのマークが甘いからな。過信しちゃだめだぞ。

もう本当に日曜の夜に開いている店が少なすぎて、最終的に徳樹庵で蕎麦を食べました。苦渋の決断でしたよ。かっぱ寿司と徳樹庵の2択でした。

徳樹庵の鴨つけ汁そば

彷徨いまくった末の鴨つけ汁そば、めっちゃ美味かった。ちょっと泣きそうになった。でもこれ自宅近くでも食えるのよ。旅でファミレス使ったのは初めてかもしれない。秩父では夕飯は絶対に宿で食べよう。

やなぎや くるみそば

秩父は『秩父そばの会』なんてものがあるくらい蕎麦にも力が入っているみたいなのですが、夕飯で振られてどうしても諦めきれない。

2日目の昼は、秩父でそばリベンジを試みました。

やなぎや
もり くるみ汁

『やなぎや』さんというところで、くるみ汁のそばをいただきました。

細麺だけどなんだかコシがある麺で実にいいですね。手打ちとのことです。

くるみ汁はどろっとした濃厚なツユをイメージしていましたが、意外とさらっとしていて、普通の汁にくるみを添加したって感じでした。これはこれで良いですね。

これでそば欲が満たされました。

道の駅ちちぶでお土産

道の駅ちちぶ

全国旅行支援でクーポン券を貰っているので、旅の最後は道の駅ちちぶでお土産を爆買いです。まだ食べていないものもあるので、また別記事で紹介したいと思います。

しかし道の駅ちちぶで断トツ面白いのはこれですね。

ちちぶの水

ちちぶの水。ゴージャスでしょ。

これ水を飲んだり汲んだりできるスペースがあって、僕が着いた時にも2リットルペットボトルを6本くらい持ってきて補充している家族がいたんですよ。ちょっと観察していて、そんなに美味しいのかなと思って、僕も近づき貼ってある説明を読んでみたんです。

めっちゃしっかり秩父の浄水場の説明と美味しい水道水という記述がされていましたからね。いや、水道水なのか。

あの家族がもし近隣の人だったらめっちゃ面白いなと思いました。家でも同じ水が出るやろっていうね。まぁ遠くから秩父の水道水を大量に汲みにきたんだと思うことにします。それでもちょっと面白いけど。

冬の秩父は空いてるのがいいな

ということで、大した観光もしていないですが、秩父で大量に食べて、のんびり温泉に浸かってきました。旅の目的は果たせたと言っていいでしょう。全国旅行支援万歳。

秩父は自然が豊かなので、どちらかと言うと寒くないときの方が人が多いんでしょうね。今回はどこに行っても割と空いていてかなり快適に過ごせました。

夕飯難民になった時だけは秩父が嫌いになりそうでしたが、振り返ってみればいい旅だったんじゃないかと思います。岩畳が特に良かったですね。すぐ行けるのでまた日帰りで行っても良いですね。みなさん秩父に来たら僕がパレオパラドキシアタバタイについて説明しに行くので呼んでください。

さぁ、これからお土産で買ってきた岩魚寿司や味噌ホルモンを食べます。

おじーでした。