逆サイドの親知らずも抜くよ
2021年の10月に左顎の親知らずを抜歯しました。
初めてのことだったので、当時はめちゃめちゃ怯えていましたが、無事回復し、痺れなどの後遺症も一切残らず良かったなぁというところ。
そして1年後、2022年10月にほぼ同じ生え方をしている右側も抜いた方がいいですねってことで定期メンテでお世話になっている歯医者さんから言われ、また大学病院へ紹介状を握りしめて行ったんです。
何も考えないで行きましたが、曜日で担当する先生が変わるんですね。
今回はすごい人気の先生だったようで、なんと三ヶ月待ちでしたよ。ずっと予定が埋まっていたんですって。
そして迎えた本日。手術日当日です。半休使って病院へ。こんな気分が上がらないお休みも珍しい。
しかし、一昨年の俺と今の俺は別人。親知らず抜いたことない人と親知らず抜いたことある人では気持ちの作り方に雲泥の差が出ることであろう!行くぜ防衛医科大。
先生によってちょっと違う
今回驚いたのが同じ病院でも先生によって薬の出し方とかが違うってことですね。
前回は手術の予約時に抗生物質1錠だけ、手術前に飲んでくださいって案内。そして抜歯後痛み止めを貰うという流れでしたが、今回は違いました。
予約時に抜歯前と抜歯後の抗生物質と痛み止め全部処方された。どっちが良いのかはわからんけど薬局に行く回数が減ったのは楽ちん。
抗生物質の量が3回分前回より多いのは大きな違いですね。ネットで調べると抜歯後もしばらく服用するのがメジャーっぽかったので前回はひそかに不安だったんですよ。
でも素人がネットで聞きかじったような知識で先生に「これこれはこうじゃないの?」みたいに質問するのは医者を怒らせると手塚治虫のブラックジャックで学んでしまっているので、ちょっと言いづらかったりして。結果何ともなかったので良かったんですけどね。
そんなちょっとした差を感じました。
いざ抜歯
そして実際に抜歯です。
チクチクと麻酔して、そう言えばまだ同意書貰ってなかったねって麻酔が効くまでの間に同意書にサインするという緩さ。口めっちゃ痺れながらやっぱ同意出来ません!なんて言うやつおらんやろ。麻酔だけして帰るんか。
だがいざ口を開けたら全然ゆるくない。
痛くはないけどフンフンと力を込めてなにかしているのがよくわかる。そして「じゃあ砕いていきますね」と、例のキュイーンという音と我が口から漂ってくる焦げ臭さ。声のテンションは床屋さんが「梳いていきますねー」と言うのと変わらないのになんて恐ろしいのでしょうか。
あとね、器具が上唇にガツガツ当たって痛いんです。そうよ、対象の歯の周りは全然痛くないけど、上唇は痛いのんだよななんてぼんやりと考えながら耐える。あと力を込められる度に逆サイドの顎の関節もミシッと軋む。これは凄い圧だぜ。ただ文句言って工期を遅らせるような真似はむしろ自分にダメージがいきますからね。多少の我慢は必要。歩み寄りだ。
そんなこんなで耐えていたんですが終わりがやってきます。おっもう多分これ縫ってんなって動き。今回の先生は力技多めだった気がしますが、仕事は早かったです。前回は1時間弱かかったと思いますが、今回は30分ちょいで終わりました。短ければ短いほどいいですね。
しかし親知らずに関しては歯を抜くっていうか削り砕いて拾うってのが正解ですよね。力もかけてそうだし、かなりの重労働だと思います。
最後にうがいする時に麻酔が効いていて上手く出来ず完全に口から水こぼしまくってしまいました。いや、大変申し訳無かったのですが、その一方で満足に口も閉じれなくなるって麻酔ってすげーなって改めて思いました。
上は抜きたくないぜ
帰ってきてこの投稿をしています。ジンジンする頬を押さえつつ。
しばらくはロキソニンを飲みながら生活することになりますが、さっさとステーキをもりもり食べれるコンディションまで回復したいものですね。
親知らずって生え方によっては放置してもいいそうです。すでに抜いた下の2本は完全に横向きだったので抜歯もやむなしって感じだったんですが、上の2本はどうなることだろう。
抜かなくて済むのであればそれが一番ありがたいなー。だって怖いもの。あと感知するまで長丁場だし。そこは行きつけの歯医者さんとまた相談ですね。いや、抜いたほうがいいよって言われたら素直に聞くけど。
おじーでした。