バルミューダのイメージ
バルミューダって凄いじゃないですか。僕は何も持っていないので、詳しいことはわからないんですが、なんとなく高級なイメージとオシャレな見た目ってだけで人気になった家電ブランドという認識を持っています。
まず人気が爆発したのってトースターなんでしょうか。
パンが焼けます!見た目がオシャレです!高いです!
スチーム機能が付いているので美味しく焼けるらしい。
でもオーブンレンジあるし、トースタ―単体で置くのも邪魔じゃない?というか、美味しいパン食べたければパン屋行こうぜ。
でも見た目はかっこいい。
それからちょっとしたら炊飯器も人気になっていた気がします。
ご飯が炊けます!保温はしません!オシャレです!高いです!
美味しく炊けるそうです。でも僕はこうも思う。ぽっと出てきた炊飯器が、長年美味い飯を炊こうと研究に研究を重ねてきた象印やタイガーに勝てるわけがないだろうと。
でもお釜をイメージしたであろう見た目はやっぱりオシャレ。
そしてケトルですよ。
お湯が沸かせます!オシャレです!高いです!
お湯なんて沸かせれば全部同じだろうが!って僕みたいな素人は頭が沸騰しそうなのですが、バルミューダは全然違う。
デザインがとにかくオシャレ。機能がお湯を沸かすだけという超シンプルなだけにその見た目の美しさが際立つ。
ただし、価格はただお湯を沸かすのみの我が家のケトルの4倍とする。
こういった商品群を見ると、シンプルで大した機能が無いものを超絶オシャレデザインと高い値段で上質感を最大限に演出した結果、人気が出たってのが僕のバルミューダのイメージです。
同じものを安く売っていたら販売戦略ミスで人気出てないんじゃない?とすら思う。実際使ったら違うのかもしれませんが。
でも、その高級感溢れる見た目はガチ。認める。機能とコスパは二の次でとにかくオシャレなキッチンを目指したいならバルミューダ一択でしょう。
でもね、その路線でいくなら今回のスマホは絶対やめたほうが良かったと思います。
バルミューダのスマホの見た目がひどい
バルミューダがスマホをリリースしました。
価格が10万超えと高いのはもちろん良いんです。バルミューダが安物屋になったらその存在価値が無いんですから。
そしてスペックが価格に対して著しく低いのも別に良いんです。僕が4万で買った Reno5Aの方が性能良くても全然大丈夫。バルミューダはオシャレで高級感があれば勝てるから。
ただね、見た目まで悪いのはどうなのよ。それは致命的でしょう。
デザインがかっこよくて高級だから売れてきたのに、このスマホのデザインから一欠片も魅力を感じないのは僕だけでしょうか。マウスとか子供のおもちゃみたい。
合理性より芸術性を重視した結果、コンパクトで曲線的な物になったとか。
さらに人間は昔からトマトや木の枝、曲線的な物を持って来たでしょう?持ちやすさは曲線よ!みたいなことを言っているわけです。
スマホって科学技術の結晶みたいなものだし、そこにトマトや木の枝をつなげるよりも近未来的かつ人工的なかっこよさを追求したほうがウケは良いと僕は思うわけです。
2013年に感じたXperia Z超かっこいいんですけどー!欲しいー!高いー!みたいな感動がまったくない。
見た目の良し悪しなんて主観的な物なので、このコンパクトで丸いデザインがめっちゃ良い!超良い!って人もいるのかもしれないですけど、どうなんでしょうね。少数派じゃないでしょうか。
ちょっと評判も聞こえてきますが、このバルミューダのスマホはスマホをあまり使わない人向けで世界観を楽しむための物だ、みたいな擁護なのか馬鹿にしているのかわからんレビューもありますね。
負荷が低いメールと電話しかしない人でも、性能良いものと良くないもののどっちを使うのが本当に贅沢かと言えば、性能が良いものでやった方が贅沢ですよね。
スーパーコンピューター使ってるけど、俺YouTubeしか観てません的な。
バルミューダが心配だ
せっかくかっこいい・高級ってイメージで人気を博していたバルミューダ。
今回のスマホで実は全然良いもの作っとらんやんけって思われたらブランドイメージにまで傷がつきませんかね。
バルミューダ?あぁ、外側だけオシャレなメーカーね。だったらまだいいけど、デザインにまでケチがついたら色々と市場にかかっていた魔法が解けるんじゃなかろうか。
余計なお世話だろうけど、ちょっと心配。スマホ第二弾があるなら頑張って欲しいものですね。
おじーでした。