青野くんに触りたいから死にたいを読み始める
昨日から漫画『青野くんに触りたいから死にたい』を読み始めました。
こりゃ止まらんですね。
ジャンルが『ホラーラブストーリー』ですってよ!
まぁ超ざっくり言えば主人公の女の子優里ちゃんと死んでしまって幽霊になった彼氏である青野くんの恋の話ですね。
物語のスタートについて。
主人公優里ちゃんは全然友達もいないような子でした。ある出来事から唐突に青野くんに告白して、青野くんも何故かOKするというやや強引な始まり方をするんですよね。
でも残念ながら付き合ってすぐに青野くんが交通事故で亡くなってしまう。優里ちゃんが後追いをしようとしているところで、幽霊の青野くんがうおぉぉい!って感じで登場。
これでほんとにお話のスタートって感じです。
どっちも色々と抱えている子なんだけど、基本いい子なんですよね。お互いを思いやれるような二人。
じゃあ人間と幽霊のカップルでも上手くいくんじゃないか?ってそう簡単じゃないんですよね。幽霊が見えるとか、意思の疎通ができるってただ事じゃないわけです。
そんなただごとではない状況なので、青野くんも自分ではコントロール出来ない部分で悪霊っぽいムーブをしてしまったりとこうハラハラする部分もあって。
じつに面白い。
怖い
ホラー系のお話って基本好きじゃないんですよ。だって怖いじゃないですか。
なんでお金払って怖い思いしないといかんのですか。お化け屋敷とか好きな人は頭どうなってんのよって思いませんか。
この『青野くんに触りたいから死にたい』は楽天ブックスで1巻2巻が無料試し読みが出来たから手に取ったわけですけど、基本的には読者を怖がらせてやろ!みたいな内容では全然無かったので、読み続けたわけです。
でもたまに「えっ、こっわ!」ってなる展開があるんですよ。基本漫画は割引クーポンがあるので一気買いの一気読みをしているのですが、昨日も深夜の寝室でひたすら背筋をゾクゾクさせていました。ゾク寝ですよ。
作中では、オカルトに詳しい友人キャラみたいな子が色々と悪霊にまつわる説明をしてくれるんですけど、その子の話でなんか自然と「へぇ、幽霊ってそうなんだぁ」みたいに納得させられてこうどっぷり世界観を信じ込んじゃうというか。
少女漫画っぽさも
多分みんなそうだと思うんですけど、おっさんになると少女漫画って読めないんですよ。異世界転生よりもさらに異世界の話だから。もはやピンとこないというか、近づいたらしょっぴかれそうな世界というか。Tiktokインストールしているおっさんみたいに見られたら嫌だなみたいな色んな感情が交錯して。
この『青野くんに触りたいから死にたい』はめっちゃ少女漫画感を感じるキャラが出てくるんですね。青野くんの親友である藤本です。
今の所作中で一番好きなキャラが彼なんですが、多分みんなそうでしょ。
主人公優里ちゃんのことがだんだんと好きになるんだけど、藤本は青野くん申し訳ないからそんな気持ち持ったらだめだろみたいな真っ直ぐな少年なんですねー。
おー。少女漫画っぽい。
でもこの漫画は青年誌だから俺が読んでもセーフ!全然セーフ。こりゃいいですよ。
もう発刊されている分はすべて買ってしまったので、これからは単行本の発売を待つ生活になりそうです。
いったいどうなっていくんだ青野くん。
ちなみにアフタヌーンの公式サイトで2話だけ試し読み出来ますのでリンク貼っておきます。多分先が気になって買ってしまいますよ。
おじーでした。