赤いものについて考える
今週のはてなブログのお題が「赤いもの」ということです。
秋と言えば紅葉!赤!お前ら季節感大事に書けよ!って運営側のメッセージも感じるのですが、あえてそこは無視しつつ、赤いものってなんだろうってこの1週間考えていました。
戦隊シリーズの主人公は赤
まずパッと思い浮かんだのが戦隊シリーズのリーダー。〇〇レンジャーのレッド。なんで主人公はみんな赤なんだろうって。かっこよさ重視なら他の色でも良いはずだよな、ロイヤルブルーとか。
レッドの役割って5人くらいのチームを一丸にまとめ上げることじゃないですか、それぞれが同じくらいの力を持った仲間たちです。
そうなってくるとレッドに一番重要なのは仲間から信頼を受け、引っ張っていく力になりますよね。なんならリーダーシップそのものと言ってもいいでしょう。
じゃあリーダーシップの権化である人物に色を当てはめるなら何色が良いのかという話です。
そして選ばれたのが赤色、燃える男、情熱的、力強いみたいなイメージの色です。
結局人が心動かされるのは、熱いハートに触れた時ってことでしょうか。
たしかにクール系隊員の青が主人公だと、元気系隊員の黄色がうおぉい!って反発する気がしますし、逆だと青がヤレヤレとか言い出して、チームがまとまらない気がします。
やっぱり赤がリーダーというのは実にしっくりくる。「この世界は俺たちが絶対に守る!」とか恥ずかしげもなく叫べる赤にこそ俺も付いていきたい。
リーダーには真っ赤に燃える情熱が必要だ。
俺は茶色が好きなのでダークブラウンレンジャーでお願いします。主に基地からの後方支援を担当し、戦いが終わって帰ってきた隊員たちにココアを作るのが仕事。
もちろんお給金は等分で。
三菱UFJ銀行は赤い
あと赤と言えば、三菱UFJ銀行。メガバンクの一角。
銀行で赤って思い切ったものだなと思ったんです。お金で赤っていうと赤字を連想させるからあんまりイメージ良くなかったんじゃないの?って。
でも、青いみずほ銀行の看板、緑の三井住友、赤い三菱UFJが駅前に3店舗並んでたら一番見た目にパワーを感じるのは三菱UFJ銀行に違いありません。
だって大谷がイメージキャラクターやってますしね、真っ赤なユニフォームをまとって。強そう。
それにしてもこの三行は綺麗に色分け出来ていますよね。メガバンクというとこの3つですが、あえて四天王にするならば、りそな銀行がここに加わると思います。
そうすると三井住友もりそなも緑でかぶるんですよね。残念ながらバランス崩壊。
ここはりそな銀行はイメージカラーを黄色に変えるべきなんじゃないかと思います。
赤ちゃんのなにが赤いのか
最後は赤ちゃん。赤ちゃんとか言われているけど、君たちまったく赤くないだろうと。
なんで赤ちゃん、赤ん坊、赤子とかもうさぞ真っ赤っかであろう呼び方ばかりされているんだと不思議に思いました。
まさか赤ちゃんも泣く姿が情熱的でエネルギッシュだから赤ちゃんなんじゃないだろうな。
結局、語源を調べたらわかったんですよ。生まれたばかりの赤ちゃんは肌が赤いからだそうです。
でも待てよ。それはちょっと刹那的すぎやしないか。
いくら生まれた瞬間は赤いからって、向こう2、3年はずっと赤ちゃん扱いされるわけじゃないですか。もう赤くないのに。
もし僕が0歳児だったら赤ちゃんって呼ぶのはやめてくれって言いますけどね。今後のことを考えて。
なんなら赤さのみで言うならば、そこらへんの短気なおっさんの方がよほど赤ちゃんなんですよ。
でも赤ん坊は赤ちゃん。
これは生命の誕生の瞬間のインパクトがあまりに強いからということなのでしょうか。特別な瞬間を切り取ったために赤ちゃんは赤くないのに当分は赤ちゃんになる的な。知らんけど。
赤ちゃんで定着してしまったものは仕方ないので、納得することにします。
以上、赤いものについて1週間考えました。
おじーでした。
今週のお題「赤いもの」