3Dプリンターで作った家が発売になるそうで
驚きました。もはや家まで3Dプリンターで作れちゃう時代なんですね。
とりあえずは10㎡とIKEAの99円賃貸と同じくらい小さい家で試作型とのことです。用途はグランピング用だとか。
もしも一般的な戸建住宅サイズの物も作れるようになったらと考えればこれは夢がありますよ。
なんと2023年には、49㎡とまだ小さいですが、一人や二人で住むには十分なサイズの平屋を発売予定だっていうんだから驚きました。
もしかしたら来年にはどこかの街で3Dプリンターで作られた家を見かけることになるかもしれませんね。楽しみです。
気になるお値段は500万円以下を想定しているってんだから凄い。まるで昔のアイダ設計みたいだ。
間取り自由自在
そもそも3Dプリンターって樹脂や金属の出力するもんだと思っていましたが、コンクリートを原料にも出来るんですね。
図面通りに材料を積層していくから人の手じゃ実現不可能な形や加工なんかも自由自在なのが3Dプリンターの強みです。
そしたらその特性が家でも活かされるわけです。建築基準法なんかの制限こそあるでしょうけども、壁や屋根の形は自由自在って感じになるんでしょうね。
構造も鉄筋コンクリートになるらしいから気密性や耐久性も成績いいでしょうし。
上手く進んで本当に安い家が作れます!ってなったら普及する可能性は確かにありそう。
材料もあれこれ使わないし、大工さんの工賃も浮くから原価的には優秀。
普通、鉄筋コンクリートの家を建てる!ってなったら木造住宅より下手したら倍くらい高いのに、3Dプリンターで作れば木造住宅よりも安く済むってことか。
しかも今は大工不足で施工技術の差が現場によってバラついたりするとも聞くけど、機械がやるから品質も一定というメリットもありますしね。いいですねー。
住心地はどうなんだろう
面白そうだなと思いますけど、ただコンクリート出しただけで家ですっていうと、断熱材が使われていないから暑くなったり寒くなったりしそうだなと思いました。
一応この紹介されている試作品では、壁の厚みが30cmあるから断熱性能もバッチリって謳っているけど、普及モデルでもその分厚い壁が基本になるんだろうか。
エアコンの壁の穴は3Dプリンターなら元々開けておくんだろうかとか。窓やドアは汎用品ではなく特注品なのだろうかとか。
土地の形に合うように設計し直した場合の費用とか、水道管とかコンセントはどうするんだろうとか。洗濯物干せるのかなとか。
24時間換気とか火災報知器とか着いたら一気に生活感出るだろうなとか。
色んなところが気になって仕方ありませんね。早々に金を持ったYoutuberあたりに買って住んでみて欲しいところです。
何にせよ夢は感じました。カプセルコーポレーションみたいな家が街に増えるかもしれませんもんね。街の景観に合わないって京都とか日光だと嫌がられるのかな。うーん、おもしろ。
おじーでした。