おじ語り

思い立ったら色々書く。


逆に髪の話はしない

 このページには広告が含まれています

美容室のオーダーほど難しいものはない

はてなブログの今週のお題が「美容室でする話」ですって。
なんか限定的なシチュエーションのお題ですね。

皆さん何を話されるのでしょうか。

やはり髪の悩みや仕上がりの相談が多いのかしら。

しかしこの世に美容室でのオーダーほど難しいものはなくないですか。

「俺をキムタクにしてください」と言えばなんだコイツのジョイマン状態になりますし、かといって「トップがこうで、レイヤーがどうのこうの」とか言うのもめちゃめちゃ恥ずかしいじゃないですか。

なにを素人が得意げに知ったふうな口を利いているんだ。眉毛全剃りするどゴラァ!と思われるに違いありませんもの。
僕が美容師なら鼻まで剃り落としますよ。

だから僕は出来るだけ髪の話をしたくないんです。
令和に髪の話はコンプラNGだから。

トップがどうの、レイヤーがどうのって言わないといけないなら、勝手に角刈りにされた方がマシってもんです。
話すならひたすらどうでもいい話の方がいい。スタバとドトールどっち派?とかでいいよ。

オーダーについては毎回「いい感じにお願いします!」
これに限ります。

その点で言えば、やっぱり担当さんへの信頼度ってのは超重要ですよね。

美容師目線で考えると、一見さんから「好きにやっちゃって!」なんて言われたら恐怖でしかないですもんね。全任せ。

僕は言った以上は角刈りにされても赤髪にされても絶対に怒りませんが、世の中には好きにやれと言って角刈りにされたら「角刈りはねぇだろうよぉ!」とキレる輩だっていると思うんです。

知らん人には慎重にならざるを得ないわけですよね。

逆にもう何年通っているかわからないくらい通っていれば「いい感じ」もある程度の共通認識内に収まり、その中で毎回その時のいい感じに仕上げてくれるようになります。
いや、プロだなって思いますよね。

ありがたいし、楽ちん。
何より美容室でのオーダーという世の中で一番難しい発声をしなくて済む。

とにかく通うことですな!
指名のないお店とか僕からしたら信じられません。
絶対お互いにビクビクしながら時間を過ごすことになるだろう。

美容室ジプシーとか言って色んなところに行く人の胆力は凄いと思います。

おじーでした。

今週のお題「美容室でする話」