ジャパニーズヤクザを学ぶ
昨日はたまにはジャパニーズヤクザでも勉強しますか!ってノリで『日本統一』を観ていました。
大昔にニコニコ動画で『首領への道』というVシネマは少しだけ観ていたんですけどね。
それ以来です。
あとはヤクザの知識は龍が如くしかありません。
しかしね、1話目を観ていてどうも納得がいかない。
主人公二人の年齢設定が謎すぎるのもそうですが、それは一旦仕方ないとしましょう。
半グレ主人公の本宮泰風が唐突に哀川翔とロシアンルーレットし始めるシーンですよ。
フィクションあるあるですよね。
ロシアンルーレットでキャラクターの胆力を表現するやつ。
全然かっこよくないと思いませんか。
なんであんな広く使われる手法なんですかね。
ロシアンルーレットカッコ悪い
リボルバーのシリンダーをシャーって回して、額に向かってカチン。
こんなん世界一アホじゃないですか。
キャラとして命をなんとも思っていないサイコパス的なヤツがやるならいいですよ。
そうでもなんでもない、ただ豪胆なだけのキャラがやるのは絶対おかしいでしょ。
台本だから死なないけど、もし頭が吹っ飛んだらそこでお話も終わりですよ。
主人公の自覚があるならそんなことするんじゃないよ。
運に命を預けている時点でもう自分の力じゃないですからね。
えぇい!どうにでもなーれ!ってヤケクソですよ。
特に今回の日本統一の主人公なんて、闇金みたいなことをしているヤクザに返済ちょっと減らしてくれや、そうだ、ロシアンルーレットやろう。みたいな感じで始めてますからね。
結果的には助かるけどバカすぎます。
ロシアンルーレットをかっこよくするには絶対に死なないという確信があってやったみたいなパターンの方が絶対かっこいいと思うんですよね。
実は弾なんて最初から入っていなかったパターンとか。
シリンダーの回転数を超絶動体視力で把握していたとか。
なんでもいいですけど。
理由あってのカッコよさじゃないですか。
たまたま助かるはかっこよくないですよ。
特に戦略も何もないのに根拠のない自信だけで前のめりに実施なんてどうかと思います。
嫌々やらされろよ!
まぁ最近の作品だとロシアンルーレット描写なんて少ないか。
ロシアンルーレットで一番イカしているのは『ボボボーボ・ボーボボ』の首領パッチのロシアンルーレットのシーンだと思います。
あれは名シーン。
おじーでした。