おじ語り

思い立ったら色々書く。


ポッカ缶コーヒーをくれた婆さんの記憶

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俺とコーヒーのオリジン

はてなブログの今週のお題が「コーヒー」ですって。

今でこそコーヒー大好き、毎日2、3杯と言わず会社で飲む分も合わせれば4、5杯は飲んでいると言っても過言ではありませんが、やはり気になるのってコーヒー好きがいつからコーヒーをどんな経緯で好きになっていったかみたいなところがありませんか?

冷静に考えれば、好きになって当たり前の飲み物じゃないですもんね。苦いんだし。

覚えていますか?
コーヒーを好きになった時のことを。

今はどうだか知りませんが、我々が子どもの頃ってコーヒーは子供は飲んじゃいけません。カフェインが入っているからな!
みたいな風潮がありました。

なので僕も幼稚園児の頃は大人しくミロでも飲んでいたと思いますが、小学校低学年の頃に転機が訪れます。

なんかちょくちょく家に出入りしていた謎の婆さんが缶コーヒーを僕にくれたんですよ。
何の人だったか覚えていませんが、子どもに缶コーヒーをくれた婆さんと認識しています。
多分なにかウチに売りに来ていた人なんだと思います。食材とか。

それがポッカの缶コーヒーでした。

謎の男の絵が書いてある缶コーヒー、ポッカの缶コーヒー。
未だにあの謎の男のコーヒーは細々と売られていますが、少年おじーからすれば、ポッカの缶コーヒーは謎の婆さんがくれた大人の飲み物。未知の液体。

一休さんが食う水飴みたいなもんでしょう。背徳の一本ですよ。
婆さんはとんでもないものを持ってきよるで。
さすがに僕の親も承知はしていたんでしょうけど。
細かいところは本当に覚えていません。

ほんで謎の婆持参の謎の男のコーヒーを飲めば、なんとも甘いじゃないですか。
はっ、なんだコーヒーって。何が大人の飲み物だ。
こんなもん子供に隠して飲んで、世の大人たちはみんな一休の和尚と一緒じゃあねぇか。ふざけた世界だぜ。

そんなことを考えたのかどうかは知りませんが、そっからはもう長らくカフェオレ大好きキッズでしたね。

小学生から現在まで好きな飲物といえばマウントレーニアシリーズみたいな人生を送ってきています。

なんか凄い時代だな。

人んちの子どもに缶コーヒーあげたら今だったら炎上しそうだもんな。
昔はおおらかだったってのは本当なのかもしれない。

そんな感じでもう幼少期からコーヒー好きみたいな意識で育ってこれたので、あの婆さんとポッカコーヒーには謎の感謝があります。

ブラックコーヒーはいつから好きになっただろうか。
カフェオレは甘いから、甘い物と一緒に食べるのはちょっとな。
ケーキの時はブラック!

みたいな理論から始まり、どんどんそれが拡張していった形だったかなぁ。

今なんて仕事中にガブガブ飲むから砂糖やミルクで糖分カロリーをわざわざ添加したらデブっちゃうしな。

俺とコーヒーと謎の婆さんとポッカの男、遠い記憶の話。
皆さんがコーヒー好きになったきっかけ覚えていますか?

おじーでした。

今週のお題「コーヒー」