かんたんワイシャツのWeb広告
ちょっと前に伊東家の裏ワザ!とかいうマナーなきWeb広告に驚かされたという投稿をしました。
そして今回またWeb広告に驚かされたのでちょっと聞いてくださいよ。前回とは全く違うベクトルではありますが。
今回僕の度肝を抜いてきたのは『かんたんワイシャツ』なるものの広告です。ワード的には全然違和感ないじゃないですか。きっとイージーケアなのかな?くらいにしか思わないですよね。
しかし、商品の写真が凄いんです。
衝撃的すぎませんか。
このかんたんワイシャツとやらを着用し、上からジャケットを羽織れば途端にかっちりした人に見えるらしいんですが、そんなあなたに羽織られるジャケットは可哀想ですよ。
ビッグバンセオリーという海外ドラマが好きなんですが、ハワードってキャラがまさにこんなタートルネックを着ていて僕も観た時はめちゃくちゃ笑いました。しかし、まさか日本にも同じようなものを着ている人たちがいるなんて。そう、この下裸ですからね。
キャッチコピーはリモートワークに最適!ってことらしいんですが、リモートってそんな感じだったんですね。僕はコロナ禍でも一貫して出勤していたので知りませんでしたが、みんなギリギリの露出チキンレースをしていたのか。楽しそう。ちょっと俺にもやらせろよ。
でも油断したら大変ですよね。「うーん」とか言って伸びしたら腹が見えるんですよ。チラッと。画面の向こうにいる相手の目玉がきっと飛んできますね。
万が一カメラの切り忘れとかあったらめっちゃ面白いですよ。「あー疲れたわ」とか言っておもむろにジャケット脱いだら襟付きよだれかけおじさんが突然この世に生まれ落ちるんですから。
いや、ちょっと面白いわ。これはちょっと行き過ぎているから適切な言葉が見つからないですけど、なんかこういうハリボテみたいな商品とフェイク〇〇の違いって何なんでしょうね。
フェイク〇〇とハリボテの差
高校生の頃、ブレザータイプの制服で結ばずに金具で引っ掛けるネクタイもダッサ!と思って見ていました。
なんというかそれだったらしなくていいだろ?って気がしたし、見せかけだけってのが引っかかったんですよね。こんなのハリボテだ!って。
一方でフェイクグリーンとかフェイクレザーとかは市民権を得ているじゃないですか。むしろフェイクレザーなんて動物に配慮しているとかで最近では本物よりかっこいいという逆転現象すら生まれつつあります。
あとはよくあるのがレンガ調の壁紙や外壁だったり、大理石風のフロアだったり。全然本物じゃないんだけど、こちらもなんの違和感もなく受け入れてしまう。
これらをハリボテだ!と思うことは全然無いんですよね。技術の進歩で本物を超えたという点はあるかもしれませんが。
でも結局このかんたんワイシャツとフェイクレザーの一番の差はなんなのか。ちょっと考えてみましたが、究極的には普及しているか普及していないかの差でしかないのかもしれません。
なのでリモートワークをしている人たちは、是非ともみんなでこのかんたんワイシャツを着用し、世界の常識を変える努力をお願いします。
ちなみに僕はリモートしないので着ません。チラ見えするみんなの腹を笑っています。
おじーでした。