餃子の雪松増えまくり問題
ここ数年、街を走っていると急激に店舗数を増やしているなというお店があります。
それは餃子の雪松。なんと関東地方には既に115店舗、全国だと268店舗もあるらしい。(2021年11月現在)
公式サイトを見ると、
群馬県水上の温泉街にひっそりと佇むお食事処「雪松」。
初代店主が生み出した秘伝の配合は八十年以上たった今でも厳格に守られ、知る人ぞ知る餃子の名店として様々な人達に愛され続けています。
みたいな説明があるんですけど、昨今の急成長っぷりとまったくリンクしなくて逆にビビります。ひっそりとか秘伝って単語がどうも結びつかない。
伝統の味を引き継いでビジネスとしてガンガン展開を始めたみたいな感じなんでしょう。
けっこう話題のようで、『マツコの知らない世界』でも紹介されたみたいです。あの番組すごいですよね。
マツコ・デラックスのタレントパワーで視聴後はだいたい紹介された物が食べたくなりますもん。
僕の生活圏内に餃子の雪松があったので、冷凍餃子を買って焼いて食べてみました。
餃子の雪松入間店
餃子を買いに行ったのは餃子の雪松入間店。
オープンの時には大型キャンペーンを打ち、餃子定食をなんと150円という破壊的価格で提供し、とんでもない大渋滞を巻き起こしたというある意味伝説的なお店です。
今はイートインはやっていないみたいなので、混雑している様子を見ることはなくなりました。
呼び鈴を鳴らすと店員さんが出てきてくれるスタイル。
待てば焼いてもくれるみたいですし、生餃子も買えるようなので、一口に餃子と言っても種類が豊富。今回はとりあえず保存に強い冷凍餃子をチョイス。
冷凍餃子は36個で1000円。日高屋やぎょうざの満州、バーミヤンには及ばないもののボチボチの安いのではないでしょうか。
店員さんから特製のタレもオススメされたので、100円で追加購入。冷凍餃子1袋とタレ1本で合計1100円でした。
餃子の雪松 冷凍餃子


冷凍餃子は36個入ですが、18個×2パックに分かれていました。
焼き方の説明を読んでも18個で焼くことが前提に書かれています。豪快だ。
マニュアルの写真12個で焼いとるやんけ!なんて無粋なツッコミはしないでおきましょう。
フライパンに所狭しと置いて焼きましたとも。冷凍餃子同士がくっついていて離すと皮が破れちゃうのはマイナスポイントですね。
慣れたもんで、いつもどおりに餃子を焼きました。ニトリの油はね防止ネットを買ってからというものの油はねが全く怖くありません。
さぁ、餃子の雪松の特製タレを添えたら完成!
にんにくが効いた味濃いめ


餃子の雪松の餃子を食べてみました。
1つ1つはけっこう小ぶり。あまり厚みは感じず、餡が詰まっているということもありません。一口で食べれちゃう。
一口食べるとまず驚くのが凄いニンニクの香り。こんなにニンニクのパンチが効いている餃子にはなかなか出会わないかもしれない。
そして餡がけっこう特徴的。舌触りがかなりトロっとしています。野菜ベースですごい細かい野菜がとろけている感じ。ミキサーかけたんかって思いました。
肉っぽさはあんまり感じない。肉汁ぶっしゃーな餃子のほうがワシは好きなんだけど、これは好みか。
でも、この雪松の餃子、かなり餡の味がしっかりついています。しょっぱめ。そして皮も薄めでボリュームは軽めなので、パクパクいけちゃう。ニンニクも効いている。
わかりました。これは実におつまみ向きです。
ビールにはピッタリだと思って合わせてみましたが、これはパクパクグイグイ進んじゃいます。
単体で考えるとバーミヤンの餃子とどっちが好きかと聞かれたら正直バーミヤンをリピートしたいですが、どっちをおつまみにしたいかと言えば雪松の餃子かもしれません。
うーん、餃子の世界も奥が深いですね。日高屋と満州も近々買ってこようかな。
おじーでした。